志村 立美（しむら　たつみ）の掛け軸買取を実施中！【SATEeee掛け軸買取】へ

1.志村 立美の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

志村立美は昭和時代を代表する挿絵画家、日本画家です。初期は挿絵画家として才能を発揮し重鎮となりましたが、晩年には、緊張感を感じさせながらも気品高く、凛とした美人画を描いたことで有名です。その高い芸術性から人気がありますが、美人画の作品数は少なく希少なため、高値で取引されています。

2.掛け軸作家「志村 立美」についての概要

志村立美は挿絵画家として主婦の友、婦女会などの雑誌口絵を描き、林不忘原の『丹下左膳』の挿絵も手掛けました。それにより一躍名を広め、岩田専太郎と並ぶ人気の画家となりました。晩年になると、挿絵画家としての活動は休止し、日本画、美人画に回帰します。それからは、まるで光っているかのような白肌に、切れ長の目が美しい妖艶で気品のある美人画を描くようになり、作品集『美人百態』では日本作家クラブ賞を受賞するなどの高い評価を受けました。その作品群は現在もなお愛され続けています。

3.掛け軸作家「志村 立美」の生い立ちや歴史

志村立美は1907年、群馬県高崎市に生まれました。神奈川県立神奈川工業高等学校図案科を中退後、1924年になると山川秀峰に学び、美人画を描きました。また、山川秀峰の推薦によって挿絵画家としての活動をスタートさせます。そして、郷土会や青衿会などへ肉筆画を出品するようになり、挿絵画家としても名が知られるようになりました。晩年は、再び美人画を描くようになり、1976年には『美人百態』で日本作家クラブ賞を受賞。実作だけでなく出版美術家連盟会長なども務めましたが1980年、73歳で亡くなりました。

4.志村 立美の掛け軸作品の代表作一覧

• 現代女性十二態　夏たけて
• 雪
• かすり
• 口紅

5.志村 立美の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

志村立美の美人画は人気があり、数が少ないことからも高額な査定となる可能性が高いです。保存状態や付属品の有無、署名の有無など重要な査定のポイントをクリアした逸品であればさらに高値での取引も期待できます。また、何の素材に描かれたものであるかなども査定額に影響を与えます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

• 志村立美の本物の作品であるか
• 保存の状態が良く、美品であるか
• 作者の署名があるか
• 素材は何でできているか
• 共箱や共布が付属しているか

6.志村 立美の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

志村立美の木版画や肉筆画などの作品はネットオークションなどで取引されることもあり、4万円前後から15万円ほどの価格で取引が行われています。木版画で『現代美人風俗五態』という縦46cm横28.5cmの作品は135,000円で落札されていました。また、肉筆日本画の『茶摘み娘』という縦37.5cm横45cmの作品には120件もの入札があり156,000円という高額で落札されています。

7.志村 立美の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

志村立美は挿絵画家でもありましたが、晩年に描いた美人画はさらに評価が高く、美人画の名手とされている人物です。志村の美人画は、どれも仕草や顔の向き、視線が深く研究されており非常に美しく描かれています。貴重であること、評価が高いことから数十万円の高額査定となることも期待できます。志村立美の作品をお持ちでしたら、一度ぜひお問い合わせください。

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