曾我 蕭白(そが しょうはく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.曾我 蕭白の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

曾我蕭白は江戸中期に活躍した絵師です。その画風から「破天荒」や「エキセントリック」などと言われ、見る人を驚かすようなインパクトの強い作品を多く残しました。当時の画壇だけでなく、現代美術にも大きな影響を与えた人物で、村上隆や横尾忠則らも、曾我蕭白の作品から着想を得た作品を生み出しています。曾我蕭白の作品は非常に価値が高いため、高額な査定になる可能性が高いといえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「曾我 蕭白」についての概要

曾我蕭白の作風は個性が強く、濃墨での荒々しい筆法と、ショッキングな色使いが特徴です。そのように描かれた作品は驚くべきインパクトがあり、一躍評判となりました。見るものを魅了する反面、神経を逆撫でするかのような強烈な作風であったものの、当時から受け入れられており、個性的な画家として高い注目を集めていたようです。明治以降の一時期は忘れかけられていましたが、1968年の『美術手帖』で取り上げられたことがきっかけとなり、再び注目が高まっています。

3.掛け軸作家「曾我 蕭白」の生い立ちや歴史

曾我蕭白の生涯についての資料は少なく、その多くが解明されていません。一説には1730年に京都で誕生し、1740年の11歳の頃に兄を亡くしたとされています。1743年には父親を亡くし、1746年には母親も亡くなりました。曾我蕭白は孤独な生活を余儀なくされたのです。29歳から35歳前後の少なくとも2回は伊勢地方に滞在しており、33歳と38歳には播磨に滞在していたようですが、1772年ごろから亡くなるまでは京都に戻って暮らしていました。1777年に息子が亡くなり、その4年後の1781年、51歳で曾我蕭白も亡くなりました。

4.曾我 蕭白の掛け軸作品の代表作一覧

群仙図屏風(1764年)
旧永島家襖絵(1764年頃)
鷹図(1764年頃)

5.曾我 蕭白の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

曾我蕭白の作風の特徴である破天荒な奇抜さがよく出た作品は人気が高く、高値で査定されるポイントとなります。その他には、大きさや保存状態、出来栄えなども査定額に大きく影響します。また、署名や共箱などの付属品の有無も査定のポイントとなるので、付属品がある場合は忘れずに一緒に査定に出しましょう。曾我蕭白の署名は「蕭白」だけでなく「蕭伯」となっている場合もあります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

真作であるかどうか
汚れや色あせがないかどうか
共箱や署名があるかどうか
出来栄えが良い作品かどうか

6.曾我 蕭白の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

掛け軸や屏風などがネットオークションなどに出品されていることもあります。過去の取引を見ると10万円前後から30万円前後の取引が多く見られ、絹本墨画淡彩龍虎図双幅の掛け軸には、127件の入札があり落札価格は352,000円でした。また、テレビ東京で放送された「開運!なんでも鑑定団」では曾我蕭白の屏風が登場し、片側だけの人物を描いた屏風では25,000,000円、両方揃った鷹を描いた屏風では45,000,000円という高額な査定になったこともあります。

7.曾我 蕭白の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

曾我蕭白は、荒々しくエキセントリックな作風が特徴で、見る人をあっと驚かせるような個性的な作品を多く残しました。当時の画壇の主流であった作風とは一線を画する、奇怪さがありましたが、当時から受け入れられ評価も高かった絵師でした。現在でもその人気は高く、数十万円から数千万円での査定も期待できます。

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