田畑 秋涛（たばた　しゅうとう）の作品を高価買取！掛け軸の査定ポイントを徹底解説！

1.田畑 秋涛の作品を売りたいお客様へ

自宅で日本画の作品が眠ったままになっているという方はいませんか？もしかするとその絵画、高値で売却できるかもしれません。今回紹介する田畑秋涛は、日本画家として展示会などでも高く評価されている著名な人です。

2.田畑 秋涛についての解説

田畑秋涛の作品を見てみると、いわゆる花鳥・山水画といわれる自然をテーマに描かれた作品が多いです。自然をモデルにして描いた作品を数多く展覧会に出品して、何度も入選しています。その中でも第7回の文展に出品した「柿に鳥図」という作品は、田畑秋涛の作風が反映された秀作として高く評価されています。彼の代表作の一つといえます。

3.田畑 秋涛の歴史

田畑秋涛は明治12年に京都に生まれました。本名は松太郎といいます。画家を志し、明治・大正期に活躍した日本画家の菊池芳文に弟子入りし、技術のイロハを学びました。画壇では「花鳥画の芳文」とも呼ばれていて、その影響を彼も受けています。彼は文展に主に出品していて、実に11回もの入選実績があります。特に「柿に鳥図」という作品は第7回文展に入選しただけでなく、褒状も受けているほど高く評価されました。昭和4年には秋日華展に参加するために、支那を漫遊したこともありました。

4.田畑 秋涛の代表作

• 『柿に鳥図』

5.田畑 秋涛の作品の買取査定ポイント

日本画の査定で重要なのは、箱の有無です。共箱があるかどうかで、買取価格は大きく違ってきます。また、同じ箱でも箱書の有無についても査定の中では重視されます。箱書のある作品の方が本物の証明になりやすく、高く買取でも評価されます。そのほかには、シミやヤケの有無・程度も重視されます。さらに掛け軸の場合、軸先の素材に何が使われているかも査定ポイントになりえます。

代表的な査定ポイント

• 箱の有無
• 箱書の有無
• 軸先の素材
• シミやヤケの有無・程度

6.田畑 秋涛の作品の取引相場価格

田畑秋涛の絵画はネットオークションなどでも時折取引されています。大体10.000円台で取引されている傾向が見られます。例えば、彼の作品の中に「松上双鶴図」という掛け軸があります。作品のサイズは35.5×122.5㎝程度のもので多少シミやしわがある状態で、12.000円で売却されています。また彼の場合、模写でもそれなりの金額の付くことがあります。山水図という作品は、模写でも過去には2.000円の買取価格がついたこともありました。

7.田畑 秋涛の作品の買取についてのまとめ

花鳥・山水画を得意とした田畑秋涛は、たびたび文展に入選しているほどの有名な画家です。本物はもちろんのこと、模写でも数千円の金額の付く可能性があります。田畑秋涛の絵画といわれる作品を持っているのなら、一度査定に出してみるのはいかがですか？