高橋 秋華(たかはし しゅうか)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.高橋 秋華の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

高橋秋華は日本画家です。師である山元春挙の円山派に近代味を融合させた画風が特徴的です。特に花鳥画は清雅で気品溢れ、高い評価を得ています。高橋秋華の作品の多くはゆかりのある岡山県立博物館で大切に所蔵されています。

このページの目次

2.掛け軸作家「高橋 秋華」についての概要

高橋秋華(1878年〜1952年)は邑久郡幸村(岡山県西大寺市)生まれ、名は敏太、別号に半香、耵鶯居があります。はじめに同郷の石井金陵に南画を学び、後に京都で都路華香、山元春挙に師事しました。山元春挙が主催した早苗会に所属し、会員たちと切磋琢磨しながら制作活動に励みました。55歳ごろ京都から宝塚へ移り住み、その後亡くなるまでの7年間を故郷の岡山で過ごしました。

3.掛け軸作家「高橋 秋華」の生い立ちや歴史

高橋秋華は日露戦捷博覧会で褒状を受けた他、文展にも複数回入選しました。1922年にパリで開催された日仏交換身術店に出品した『牡丹図』はフランス政府が買い上げられました。また、皇后陛下より拝命を受け、明治神宮聖徳記念絵画館の壁画『御降誕御産殿図』を制作し奉納しました。

4.高橋 秋華の掛け軸作品の代表作一覧

  • 海金剛図屏風
  • 鶏図屏風
  • 雁来紅蝶図

5.高橋 秋華の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

高橋秋華の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは高橋秋華本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 高橋秋華本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.高橋 秋華の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、高橋秋華の作品「扇を持つ美人図」が2万円で落札されました。この作品は185cm×53cm、肉筆保証、絹本掛軸、木箱付で出品されていました。状態はあまり良くありませんでしたが、高橋秋華の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値が高く高値で取引されました。

7.高橋 秋華の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

一等巡洋艦「摩耶」の館長室に懸けられた『摩耶夫人図』、『外金剛・内金剛屏風』、余慶寺恵亮院の『竹に虎図』など、高橋秋華は趣き豊かな作品を多数残しています。特に見る楽しさを誘う、色鮮やかな花鳥画は高価格で買取の可能性があります。もし蔵や押し入れで眠らせたままの高橋秋華の作品があれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。

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