高村 光太郎(たかむら こうたろう)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.高村 光太郎の作品を売りたいお客様へ

掛け軸の中には高額で取引されている作品も見られます。特に有名人の書は高値のつく傾向が見られ、高村光太郎の掛け軸なども高額査定になることも少なくありません。ここでは高村光太郎の掛け軸作品を中心に詳しくまとめてみました。

このページの目次

2.高村 光太郎についての解説

高村光太郎という名前を学校で耳にしたことのある人もいるでしょう。智恵子抄に代表されるように詩人として活躍し、その詩の一部が教科書に掲載されているほどです。しかし彼は詩人というよりもその本質は彫刻家です。代表作は彫刻になりますがそのほかにも掛け軸もいくつか発表しています。漢詩からかな書まで幅広い作品を遺しています。

3.高村 光太郎の歴史

1883年に高村光雲という彫刻家の長男として生まれた高村光太郎は、1897年に東京美術学校の彫刻科に入学します。1906年から3年間海外に留学して、旧態依然とした父を含めた日本美術界に批判をするようになりました。裸婦裸像や手といったブロンズ塑像を制作します。1941年には亡くなった妻のことについて書いた智恵子抄を発表しました。書籍などの作品のほかにも短歌をしたためた掛け軸などもあって、現在でも取引されています。

4.高村 光太郎の代表作

5.高村 光太郎の作品の買取査定ポイント

高村光太郎の掛け軸の査定を行うにあたって重視されるのは、真贋についてです。サインや落款などを見て入手ルートなどのチェックをします。本物であれば掛け軸の状態を確認します。保存状態が悪いと査定はマイナスになってしまいます。そのほかには表紙や軸棒、ひもなどの付属品がそろっているか、状態はいいかなどの確認をして総合的に買取価格を出していきます。

代表的な査定ポイント
  • 真贋の鑑定
  • 保存状態
  • 付属品の有無

6.高村 光太郎の作品の取引相場価格

多方面のジャンルで活躍したということもあって、高村光太郎にかかわるいろいろな品目が売買されています。例えば掛け軸については、漢詩の書かれたもので3万円くらいの価格で取引されています。蝉のうたという作品の掛け軸は複製でも4万円の値が付いたこともあります。過去の実績を見ると、彼の直筆のはがきが出品されていたこともありました。この時の買取価格は65,000円という値がついています。はがきでもこれだけの金額がつくのは、いかに彼の知名度が高いかを表しています。

7.高村 光太郎の作品の買取についてのまとめ

彫刻家や詩人として活躍し、教科書でも取り上げられている高村光太郎の作品は掛け軸も本物であれば高値で取引されています。個人的に送ったはがきでも状態が良ければ、数万円程度の値が付きます。もし彼の作品が自宅で眠っているようであれば、査定に出したほうがいいです。