高島 秋帆(たかしま しゅうはん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.高島 秋帆の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

高島秋帆は、江戸時代後期から末期にかけて活躍した砲術家です。外国との交流のあった長崎で育ち、幼い頃から砲術についての造詣を深めました。高島秋帆の名は高島流砲術の創始者としても知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「高島 秋帆」についての概要

高島秋帆は砲術の専門家として重用されるようになり、江戸幕府の老中首座を務めた阿部正弘からは「火技中興洋兵開基」と讃えられました。幕命により門人らに洋式砲術を伝授し高島流砲術は広まっていきましたが、長崎会所の長年にわたる杜撰な運営の責任を問われ、長崎奉行であった伊沢政義に逮捕されました。ペリー来航による社会情勢の変化により赦免されるまで、11年間獄中生活を余儀なくされました。

3.掛け軸作家「高島 秋帆」の生い立ちや歴史

高島秋帆(1798年〜1866年)は長崎町年寄の高島茂起(四郎兵衛)の三男として生まれました。高島秋帆は日本砲術と西洋砲術の格差を知って愕然とし、出島のオランダ人らを通じてオランダ語や洋式砲術を学びました。さらに私費で銃器等を揃え、1834年に高島流砲術を完成させました。

4.高島 秋帆の掛け軸作品の代表作一覧

  • 歩操新式(1864年)

5.高島 秋帆の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

幕府の砲術訓練の指導に尽力した、高島秋帆。最新の武器や研究所などの入手には財を惜しまなかったとされ、また『歩操新式』等の教練書を「秋帆高島敦」名で編纂しました。「火技之中興洋兵之開祖」と号すことを認められていたことからもわかるように高島秋帆の実績は高い評価を受けていますので、高島秋帆の作品の買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.高島 秋帆の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、高島秋帆の掛け軸『漢詩文二行書』が3万8千円で落札されました。この作品は132cm×29cm、紙本、肉筆という条件で出品されたものでした。経年による汚れ、傷みがあったものの、真作が保証された作品であったことからスムーズな取引が成立しました。

7.高島 秋帆の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

高島秋帆は近代的西洋流砲術の先駆者で、進取的精神の持主でもありました。西洋砲術を学び、鉄砲を外国より購入しその鋳造に尽力したことから歴史的評価が高いため、高島秋帆の作品はすぐに買い手が付くでしょう。高額査定を希望するなら真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも確認しておく必要があります。

その他の掛け軸について