滝 秋方(たき しゅうほう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.滝 秋方の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

滝秋方は、繊細な色彩と優美な筆致の風景画などの名品を残した日本画家で、版画作家としても知られています。大正時代から昭和時代にかけて活躍しました。真作を求める美術ファンの注目を常に集めており、花鳥や山水の掛け軸など意外な高値となることもある作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「滝 秋方」についての概要

滝秋方(1902年~1979年)は島根県広瀬町出身で、本名は甚一、号は穐方と称しました。朝鮮美術など世界の芸術への関心も高く、1923年から4年間、韓国、満州、中国、インドを歴訪し感性を磨きました。戦後もいっそう画業に没頭し、1964年には奥の細道のスケッチ集『奥の細道・車の旅 瀧秋方スケッチ集』を世に出しました。

3.掛け軸作家「滝 秋方」の生い立ちや歴史

滝秋方は13歳で水彩画を描き、上京して近代日本美人画の巨匠、鏑木清方に師事し、川端画学校でも学んでいます。東京美術学校の日本画科を卒業した後は、東京の新聞社で勤務します。1927年に海外歴訪の旅から帰国すると、1931年から1938年まで大阪毎日新聞社で絵画嘱託の職に就きました。1937年、津田青楓、矢野橋村らが創設した墨人会倶楽部の会員となり、1939年には小杉放庵、渡辺大虚とともに圏外社を主宰するなど意欲的に活動し、享年76歳で逝去しました。

4.滝 秋方の掛け軸作品の代表作一覧

  • 浅春(1936年)
  • 明眸(1936年)
  • 奥の細道・車の旅 瀧秋方スケッチ集(1964年)

5.滝 秋方の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

滝秋方作品の買取査定のポイントとしては、真作であるかどうかが重要です。作家の手になる作品が求められているため、真贋判定が大切な要素となるからです。署名や落款、証明書などで真作だと確認できれば、高額の査定額となる可能性も高くなります。また、査定額のアップには、作品の保存状態、共箱や軸先など付属品が揃っているかどうかも重要なポイントです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 署名や印(落款)があるかどうか
  • 滝秋方作の証明ができるものかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
  • 付属品が揃っているか(箱や袋、軸先など)
  • 良い保存状態であるか(傷や汚れなどがないと査定額の上乗せが可能です)
  • 作品の素材はどのようなものか
  • 作品の大きさ(尺)はどれくらいか

6.滝 秋方の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

市場で滝秋方作品が出回る機会は少ないため、作品の希少価値は高くなっています。作家の表現の妙が冴える風景画の掛け軸などは、経年の傷みなどがある作品でも買取は可能です。署名や落款で真作の証明ができる場合は、想定以上の高値がつく可能性もあります。滝秋方作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。

7.滝 秋方の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

生涯一画家として、己の絵画表現の新たな地平へと挑み続けた滝秋方。貴重な肉筆の日本画などは、真作の確認ができ、保存状態が良好で付属品も揃っているなど条件が整えば、高額落札の見込みも高くなるでしょう。

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