田村 彩天(たむら さいてん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.田村 彩天の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
田村彩天は石川県出身の日本画家です。寺崎廣業に師事し、風景・人物画を能くしました。帝展で入選を重ね、東京画壇で活躍しましたが、活躍のさなか45歳で筆をおくこととなります。早世したことが惜しまれる才能豊かな作家でした。
このページの目次
2.掛け軸作家「田村 彩天」についての概要
田村彩天は東京画壇で活躍した明治~昭和初期の日本画家です。東京美術学校日本画科に学び、寺崎廣業に師事しました。31歳で帝展に初入選して以来、たびたび入選や特選を重ねています。第10回より無鑑査に推薦され、審査員も務めますが、1931年の帝展出品を最後に、1933年45歳の若さで帰らぬ人となりました。御用画も手掛け、久迩宮家の杉戸に樹下美人図を描いています。また金城画壇にも特別会員として出品していました。
3.掛け軸作家「田村 彩天」の生い立ちや歴史
田村彩天は1889年、石川県金沢市に生まれました。石川県立工業学校図案絵画科を経て、東京美術学校日本画科を卒業。寺崎広業に師事しました。第2回帝展で初入選して以降第6回に『夢殿』で特選となり、第8回でも『鳳池春宵』で再び特選を受賞。第10回より帝展推薦となり、審査員も務めましたが、第12回帝展の『鵜飼』が最後となりました。この間、日本画会を創立するなど、画壇に寄与するところが多かったとされています。
4.田村 彩天の掛け軸作品の代表作一覧
- 暮春の雨
- 斑鳩の春
- 夢殿(1925年)
- 鳳池春宵(1927年)
- 鵜飼(1931年)
5.田村 彩天の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
作品の買取査定ポイントとして、真作がどうかという点が重要なポイントですが、比較的新しい時代の作品ですので、状態の良いものが好まれます。また画題やサイズ、仕立てなども買取価格に大きく影響します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 状態は良いか(比較的新しい時代の作品ですので良い状態のものが好まれます)
- 田村彩天の署名や落款があるか
- 画題はなにか
- どのような仕立てか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- どのようなジャンルのものか
6.田村 彩天の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションで、田村彩天の『春光』『秋色』という双福が22,600円の値がついていました。この作品は掛軸全体が各215cm×40cm、本紙の画寸は各145cm×28cm、共箱付きのものでした。
7.田村 彩天の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
帝展審査員を務めるなど、東京画壇においてその実力を認められていた田村彩天。現在でも多くの作品が売買されている人気作家の一人です。もし田村彩天の作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めいたします
その他の掛け軸について
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