谷口 山郷(たにぐち さんごう)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.谷口 山郷の作品を売りたいお客様へ

谷口山郷は、1914年に生まれ、父の仕事を手伝いながら独学で絵を学び、1933年に太平洋美術学校で洋画を学びました。その後、転校し日本画を学びます。終戦後は、美術の教員となり並行して画を学び、色々な名画を残した人です。

2谷口 山郷についての解説

谷口山郷は、日本画と洋画を学校から学び、さらに独学で画について研究していきました。その中で大成していったものが、日本表現派という画の派閥です。日本表現派とは、日本人の自由で精神性の高い芸術を認め、西欧志向や権威主義の廃止を目標として結成した派閥です。しかし、自分の道とは合わないと感じ退会します。このように谷口山郷は自分のしたい方向へ一心に動く人なのです。

3.谷口 山郷の歴史

谷口山郷は、1914年富山県朝日町に生まれました。父の仕事を手伝いながら、独学で画を学びます。1933年に太平洋美術学校で洋画を学びますが、第二次世界大戦と時期がかぶってしまい、途中で洋画を学ぶことをやめて、8年間兵士として戦います。その後、故郷に戻り、中学校の美術教諭となりました。その時期から「赤い山」の制作に取りかかります。1952年の新興美術展で入賞したことをきっかけに、その後4回の入賞をしました。1958年には友人と日本表現派を結成します。1965年まで派展に出品し続けました。しかし、自分が日本表現派と考えていることが違うと思い始めて退会します。その後、どこにも属さず独自の道を歩みました。2000年に亡くなるまで、多くの作品を残しました。

4.谷口 山郷の代表作

  • 『赤い山』
  • 『残雪の山』
  • 『雪崩』
  • 『雪の夜』

5.谷口 山郷の作品の査定ポイント

谷口山郷は、日本表現派としてもたくさん出品し、独自の道を歩んだ後にも多数の作品を残し、多くの賞をとりました。その為、谷口山郷の作品はとても価値のある作品ばかりで、展覧会も開催されるほどです。よって谷口山郷の作品は偽物でないことや、その作品の希少性が他の画家よりも大きく関わってきます。谷口山郷の作品を買う際は、そのポイントに注意しましょう。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 作品の希少性
  • 作品の状態
  • その作品が作られた年代

6.谷口 山郷の作品の取引相場価格

谷口山郷の作品は、希少価値が高いです。取引されているものは、本紙が縦118cm 横が56.5cmと大きいです。そのため、必然的に値段が高くなっていきます。実際取引されている値段も50.000円から190.000円と他の画家に比べて少し高いです。

7.谷口 山郷の作品の買取についてのまとめ

谷口山郷は昭和初期から平成にかけての代表的な画家です。多く受賞したという実績があり、希少価値が高いため、真作であれば高価になる可能性があります。