田能村小篁(たのむら しょうこう)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.田能村 小篁の作品を売りたいお客様へ

田能村小篁は京都生まれの南画家であり、田能村直入の孫にあたります。父親の田能村小斎に南宋画を学びました。その後31歳という若さで亡くなりました。山水画を得意とした田能村小篁の作品の買取査定ポイントをまとめてみましょう。

このページの目次

2.田能村 小篁についての解説

田能村小篁は本名を直太朗といいます。田能村小篁の祖父は南画家の巨匠とも言われている田能村直入であり、偉大な南画家の家系に育っています。また、父親も南画家の田能村小斎であり、明治12年に生まれました。山水画や花鳥画などを描きましたが、31歳という若さで亡くなっているので、世に発表した作品の数はそれほど多くはありません。

3.田能村 小篁の歴史

田能村小篁は、明治12年生まれの南画家になります。祖父は南画家の田能村直入、父親は同じく南画家の田能村小斎であり、京都で生まれました。祖父である田能村直入は、自らの自宅に南宗画学校を開校する、展覧会の審査員になるなど、南画壇の向上に尽力した人物として広く知られています。近代の南画は京都で継続的に発展を見せたのですが、その明治期の中心的な人物こそが、田能村小篁の祖父である田能村直入なのです。田能村小篁は小さい頃から南画家であった父親から、画法を学び、その才能を伸ばしてきました。田能村小篁の得意とするのは山水画であり、発表された作品の多くは山水画になります。田能村小篁は明治43年、31歳という若さでこの世を去っています。

4.田能村 小篁の代表作

  • 『直入先生壽像図』
  • 『南極寿翁』

5.田能村 小篁の作品の買取査定ポイント

田能村小篁の作品は山水画が多く、繊細なタッチで描かれており、淡い色使いが素敵です。田能村小篁の作品の買取査定ポイントは、共箱などの付属品があるかどうかがポイントになります。合箱などはあるか?銘は書かれているのか?などによって査定買取額は大幅に変わってきます。また保存状態も重要なポイントになりでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 共箱の有無
  • 書箱の有無
  • 作品の状態(シミ、汚れ、破れ、焼けなどはないか)
  • 軸先の素材

6.田能村 小篁の作品の取引相場価格

田能村小篁は31歳という若さで亡くなっているため、世に発表した作品自体がそれほど多くありません。そのため、買取市場においては田能村小篁の作品は非常に貴重であり、高額で買取されるケースも多いでしょう。田能村小篁の作品は、ヤフーオークションなどのネットオークションサイトでもいくつか取引されています。特に掛け軸作品が多く取引されています。ネットオークション上の買取額をチェックしてみると1.000円~20.000円前後で取引されています。平均相場額は10.000円前後になりますが、保存状態がよく、付属品もしっかりとある本物であればさらなる高額買取が期待できると思います。

7.田能村 小篁の作品の買取についてのまとめ

田能村小篁は、偉大な南画家である祖父田能村直入、父田能村小斎の元、南画家としての画法を習得して、素晴らしい作品を残しています。特に田能村小篁の山水画はうつくしく、高額買取が十分に期待できる作品となっています。