寺内 正毅(てらうち まさたけ)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.寺内 正毅の作品を売りたいお客様へ

日本史で学ぶような有名人の中には書を遺しているケースも少なからず見られます。山口県出身の軍人であり政治家の寺内正毅も、掛け軸などの作品を遺していて現在でも売買されています。もしお持ちであれば、高値で売却できる可能性も十分あります。

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2.寺内 正毅についての解説

荻藩士の父のもとで生まれた寺内正毅は戊辰戦争や西南戦争といった歴史の教科書に出てくる有名な戦いに従軍しています。1882年にはフランスに留学をして、桂・西園寺内閣では陸相を務めました。1916年には首相にも就任していて、シベリア出兵を断行した人物としても知られています。寺内正毅は知り合いに掛け軸を送ることもあって、漢詩の作品が多いです。

3.寺内 正毅の歴史

寺内正毅は明治から大正時代にかけて陸軍軍人として活躍しました。その後陸軍大臣や外務大臣、大蔵大臣、韓国総監などを務めました。第18代の内閣総理大臣にもなりました。頭部の形状がビリケン人形に似ていたこともあって、「ビリケン宰相」というニックネームで紹介されることもありました。田原坂の戦いで右手を負傷したため、筆を持つことは少なかったといわれています。しかし掛け軸など数点遺していて、今でも取引されています。

4.寺内 正毅の代表作

  • 扁額の書(大正4年)

5.寺内 正毅の作品の買取査定ポイント

寺内正毅の書は有名人ということもあって高値で取引されることも多いです。しかし偽物の可能性もありますから、真贋の鑑定は重視されます。またきれいなものの方が高値も付きやすいです。直射日光の当たらない、風通しのいい場所で保管するのがおすすめです。保証書や鑑定書などがあれば、作品が本物であることを証明できますから高値もつきやすいです。

代表的な査定ポイント
  • 真贋の鑑定
  • 作品の状態
  • 保証書や付属品の有無

6.寺内 正毅の作品の取引相場価格

寺内正毅に関する作品はネットオークションなどでも活発に取引されています。掛け軸で見てみると、雨滴りの みつさ落て 止ざれば ついに岩をも 貫ぬきやせむという歌を書いた掛け軸が8,000円で取引されていました。総丈は217.5X44.5cmで内寸のサイズは134.5X31.5cmになります。ちなみにこちらの作品、日焼けやシミ、折れのある状態でこの価格です。きれいな状態であれば、もっと高値で売れる可能性があります。

7.寺内 正毅の作品の買取についてのまとめ

長州の軍閥の中でも大きな影響力を誇った寺内正毅にかかわる作品は、ネットオークションなどで今でも取引されています。多少状態が悪いものでも買取してくれる可能性があります。もし自宅に不要な作品があれば、一度買取業者に査定に出してみるといいでしょう。