唐 寅(とう いん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.唐 寅の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
唐寅は中国明時代の傑出した書画家の一人で、明代四大画家の一人に数えられています。あふれる才気と豪放な性格は芸の道での縦横無尽な活躍を可能たらしめ、山水画や美人画、人物画の珠玉の逸品を数多く後世に残しました。非常に価値の高い作家のため、思わぬ高値となる可能性は十分にあります。
このページの目次
2.掛け軸作家「唐 寅」についての概要
天賦の才に恵まれた唐寅でしたが、その才能ゆえに不運に遭い出世とは程遠い人生となりました。しかし、この境遇が芸術家としての大成を助け、作家は天衣無縫に創作へと突き進んだのです。放埓ながらも文人の気概に満ちた生活の中で、端正な典雅を醸し出す山水画や艶麗な美人画など、忘れ得ぬ名作の数々を後世に残しました。
3.掛け軸作家「唐 寅」の生い立ちや歴史
唐寅は1470年、江蘇省呉県に生まれました。字は伯虎、子畏、号は六如居士,桃花庵主などとしています。幼少期からその名が知れ渡るほどの才能で、少年期に祝允明、文徴明と出会い友情を育みました。1498年に郷試の首席合格を果たしますが、翌年の会試で不正事件に関与したとして罰せられてしまいます。失意の中郷里に帰った唐寅でしたが、天性の豪放な性格と蘇州が書画が売れる裕福な土地だったことが幸いし、人気作家として書画を売る生活となりました。唐、宋などの古典に深く学んだ豊かな教養を作品に投影させるなど、当世きっての文人画家として生き、1523年、54歳で逝去しました。
4.唐 寅の掛け軸作品の代表作一覧
- 燈宵閨話図(1499年)
- 南遊図(1505年)
- 溪山漁隠図巻
- 王蜀宮妓図
- 枯槎鴝鵒図
5.唐 寅の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
古書画となるため古さの目立つ作品であっても、市場の評価は極めて高いと言えます。作家が高名を馳せた山水画や仕女などを描いた人物画の肉筆の作品では希少価値はさらに高騰し、期待以上の高額査定となることも多くある作家です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 署名や印(落款)があるかどうか
- 付属品が揃っているか(箱や袋、軸先など)
- 作品の素材はどのようなものか
- 画題は何であるか
- 唐寅作の証明ができるものかどうか(証明書や鑑定書があるかどうか)
- 作品の大きさ(尺)はどれくらいか
6.唐 寅の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
署名、落款の有無、画題や付属品の保存状態などによって査定額は大きく変動しますが、山水画や人物画の肉筆の作品は10万円以上の値がつくことも多いと言え、作者の個性が表現されている完成度の高い作品となると、さらなる高額査定となることもあります。作品サイズが縦190cm、横88cmの絹本の山水人物図は、肉筆保証済みで、清澄な気品あふれる筆致が作家の特徴をよく表現しており、署名、落款あり、軸先など付属品の状態も良好だったため、587,001円の高額落札となりました。
7.唐 寅の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
唐寅は、あふれる才能を武器に芸術の自由を勝ち取ったとも言えるでしょう。麗しい風雅とも言える斬新な画風は、放銃でありながらも文人気質を守った唐寅という人間の輝きそのものです。古い作品でも高額査定に結びつくことが多々ある作家です。これはと思う作品がありましたら、一度査定に出されることをおすすめします。
その他の掛け軸について
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