徳川 秀忠(とくがわ ひでただ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.徳川 秀忠の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

徳川秀忠は、徳川家康の三男であり、桃山時代から江戸時代に活躍した武将・江戸幕府2代将軍です。大坂冬・夏の陣では、父と共に出陣し豊臣家を滅ぼした後に、徳川家の圧倒的政権を確立した人物の1人として知られています。秀忠に関する逸話は、律儀さを強調するものが多く残っており、関わりのあった人物との書簡などが掛け軸として軸装されているケースが多いようです。

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2.掛け軸作家「徳川 秀忠」についての概要

徳川家康と三代目家光の華やかさの陰に隠れていると思われがちな秀忠ですが、家康亡き後は大名の改易、娘の後水尾天皇への入内、貿易の管理・統制など幕藩体制の基盤をかため、徳川家の地位を確固たるものにしました。秀忠は、大変学問を好んだとされ、書の筆跡は優美な御家流を示しています。またツバキやボタンなど植物を愛し、若いころから茶道の愛好家でもあったため、古田織部に茶道を学んでいました。

3.掛け軸作家「徳川 秀忠」の生い立ちや歴史

1579年、浜松城に家康の第三子として生まれます。幼名は長松、のち竹千代。1600年に、大坂冬・夏の陣に父と共に出陣して豊臣氏を滅ぼし、1605年に将軍職をゆずられます。1615年豊臣家を滅亡させると、大名の改易、対朝廷政策,キリシタン禁制の強化と外交政策、「武家諸法度」「禁中並公家諸法度」を発令しました。将軍としての在職期間は1605年から1623年とされています。将軍職を退いた後、1632年に亡くなりました。

4.徳川 秀忠の掛け軸作品の代表作一覧

徳川秀忠の掛け軸は消息・書状といった、いわゆる他者に宛てた手紙が多く見受けられます。買取査定の場合、本物であることが重要視されますが、これらに関しては、偽物が出回ることは少ないと言われているので、合わせて作品の保存状態も大きく影響するようです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

  • 徳川秀忠本人の筆跡であるか(証明書や鑑定書などがあると判断しやすい)
  • 花押はあるか
  • 保存状態は良好か(経年変化の具合、破れ・シミなど)
  • 付属品は残っているか

5.徳川 秀忠の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

  

徳川秀忠の真筆と保障された、『越前旧家蔵うぶだし 徳川秀忠公筆 御消息の掛け軸』は、サイズ総丈114cm、総巾53cm、本紙丈31cm、本紙巾51cmで表具に傷みがある状態でしたが、約300,000円の値が付きました。また、江戸初期頃のものとみられる、5月3日付の徳川秀忠から下野国真岡藩主 堀親良(美作守)に宛てた端午の佳節における黒印状『堀親良宛黒印状書状』は、形状1幅、サイズは本紙45cm×58cm 、総丈135cm×68cm、紙本、保存状態は少々の折れやシミなど時代経年による多少の劣化が見られる箱入の作品が、オークションにかけられた際には、約110,000円で落札されています。

6.徳川 秀忠の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

徳川幕府と各地にある藩が民衆を統治していた江戸時代は、260年間、戦がほとんど無く、文化が大変発達した時代です。その先陣を切って秀忠は2代将軍として茶道などの芸術を推進し、それによって新たな政治を行おうとしていたようです。その軌跡を感じられるとあって、秀忠の肉筆の掛け軸は人気が衰えません。本物であれば高値が期待できる品物と言えます。

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