徳川 家斉(とくがわ いえなり)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.徳川 家斉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

徳川家斉は化政文化の生みの親としても知られています。江戸時代の町人文化の最盛期で、浮世絵や川柳、歌舞伎、滑稽本などで後世の評価が非常に高い作品を多く生み出しました。その立役者として著名な家斉の掛け軸作品は、歴史的な価値も相まって買取においても高値を期待できるといえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「徳川 家斉」についての概要

徳川家斉は徳川幕府の第11代征夷大将軍です。先代時代に権勢を振るった田沼意次を失脚させ、松平定信を老中の主座に起用し学問を強く勧め、また寛政の改革を断行させました。定信が退任したのち、家斉自らが親政に乗り出すと幕政は堕落してしまいます。ただし、そのことによって化政文化という江戸期を通じて最も爛熟した文化を作りだし、葛飾北斎や東洲斎写楽といった浮世絵師、谷文晁や渡辺崋山といった文人画家、円山応挙などの写生画家などを生み出し、日本画を著しく発展させました。

3.掛け軸作家「徳川 家斉」の生い立ちや歴史

徳川家斉は1773年、御三卿の一つ一橋家の治斉の長男として生まれました。10代将軍家治の養子となり将軍職を継ぐと寛政の改革を老中松平定信に断行させます。しかし、定信退任後はわいろの横行や治安悪化など江戸はもとより全国の社会情勢の悪化を招きました。将軍を引退してのちは「大御所」として権勢を振るうという悪弊も残しました。側室40人に55人の子供を産ませた艶福家としても知られています。1841年に69歳で亡くなりました。

4.徳川 家斉の掛け軸作品の代表作一覧

徳川家斉は征夷大将軍であっただけでなく、化政文化という江戸期における最も爛熟した文化の生みの親でもあるだけに、緒掛け軸などの作品も高値となる場合があります。高額買取となる条件としては、まず正真正銘、徳川家斉の手によるものであることが挙げられます。その他、落款や署名があるか、箱の有無、保存の状態や、作品のサイズなどで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

間違いなく徳川家斉が実際に書いたものか
箱はあるか
落款や署名はあるか
保存状態はどうか
作品のサイズはどれくらいか

5.徳川 家斉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

徳川家重のゆかりの品はネットオークションで、『小金鹿狩将軍御立所絵図 下総国』という巻物が真贋不明ですが肉筆とされ16,560円で落札されています。サイズは約150cm×約43cmで、状態は少々の傷みや汚れがあります。このほか徳川家斉に関わる掛け軸などの作品は、市場に出回ることは希なようです。もし真作が市場に出てくれば希少価値、歴史的な価値も相まって高値での買取が期待できます。徳川家斉の書簡や書など、作品をお持ちであれば是非一度お問い合わせください。

6.徳川 家斉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

徳川将軍の中でも、化政文化という史上に残る文化を現出させた功績がある徳川家斉。このため、掛け軸などの作品も高値となる可能性があります。徳川家斉のものかもしれないという作品が手元にあるという方は、是非一度査定に出されることをお勧めいたします。

その他の掛け軸について