徳川 家重(とくがわ いえしげ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.徳川 家重の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

徳川家重は将軍でありながら言語不明寮で、幕閣らに実権を握られていたという人物ですが、ほとんどの時間を大奥で過ごしていたため実際のところはよく分からないという謎に満ちた人物でもあります。このため、書簡などを軸装した掛け軸などの作品は希少価値や歴史的価値が高くなる可能性もあり、買取においても高値を期待できる人物といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「徳川 家重」についての概要

徳川家重は徳川幕府の第9代征夷大将軍です。生まれた時から虚弱で特に言語は不明寮であったとされます。能を好み文武を怠ったため、文武に秀でた弟の宗武と比較され将軍の跡継ぎとして不適格と見なされることもあり、父の吉宗や幕府幹部らを何度も悩ませたとされています。将軍を継いでからも父の8代将軍吉宗が後見しました。その後、側用人の大岡忠光が補佐し、事実上は忠光が権勢を振るう形になりました。

3.掛け軸作家「徳川 家重」の生い立ちや歴史

徳川家重は1711年、8代将軍吉宗の長男として紀州和歌山で生まれました。1745年に将軍職を継ぎますが生来病弱で言語不明寮であったことから、政務は幕閣らに全て任せていました。また、日ごろはほとんどの時間を大奥において過ごしていたため、将軍の言行を実際に見聞きしたものは極めて稀であった、とされています。その一方で、徳川幕府による統治は表面上安定したものとなりました。1761年、51歳で亡くなりました。

4.徳川 家重の掛け軸作品の代表作一覧

徳川家重は征夷大将軍という日本の事実上の頂点に立った人物だけに、掛け軸などの作品も高値となる場合があります。査定で高額買取となる条件としては、まず間違いなく徳川家重が本当に書いたものであることが挙げられます。その他、落款や署名があるか、保存の状態や、箱の有無、作品のサイズなどで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

間違いなく徳川家治が実際に書いたものか
落款や署名はあるか
保存状態はどうか
箱はあるか
作品のサイズはどれくらいか

5.徳川 家重の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

徳川家重のゆかりの品はネットオークションなどでは、現存するものが少ないためか、そこまで数多く取引されていません。その中で『特別保存刀剣』(信国 将軍徳川家重より島津重豪が元服祝いに賜った名品)として出品された刀剣は1,601,000円で落札されています。また、『徳川家重・黒印状・断簡』に至っては、「信濃高遠藩内藤大和守宛の御内書を切取りしたもの」とのことで、サイズ縦約23cm×横約32cm、状態は経年から傷みが見られますが2,000円程で落札されています。書簡を切り取った一部分のみでこのお値段なので、全面が状態良く残っていればより高価な価格になったかもしれません。掛け軸の取引自体は少ないですが真作で状態がいい物であれば歴史的な価値も相まってさらに高額の査定が期待できるでしょう。

6.徳川 家重の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

徳川将軍の中でも、言語不明寮のため表舞台に出てくることが少なかった徳川家重。このため、掛け軸などの作品も希少価値や歴史的価値が高くなる傾向にあるため、高値となる可能性があります。徳川家重のものかもしれないという作品が家にあるという方は、是非一度査定に出されることをお勧めいたします。

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