徳川 綱吉(とくがわ つなよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.徳川 綱吉の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

徳川綱吉は、歴史上有名な「生類憐みの令」を発した徳川幕府5代将軍として知られており、近年は元禄期という景気の良い時代に優れた経済政策を執っていたともいわれています。とても勉強熱心で、政治・経済・文化・宗教など多方面に目を向けていました。特に能に関心を持ち、書画などもよく嗜んだ人物だったようです。

このページの目次

2.掛け軸作家「徳川 綱吉」についての概要

儒学を学んだ綱吉は、徳を重視する「文治政治」を推進し、学問の発展に努めたため、綱吉の治世前半は「天和の治」と呼ばれるほどの善政を敷いていました。芸術分野の発展に力を入れていたことも知られています。しかし次第に「生類憐みの令」という極端な動物愛護を勧めた法令を定めるなど、江戸の市民たちは大きな負担を強いられていきました。綱吉自身が手掛けた書画には、儒教的な思想を示唆するもの、馬や鳥など生き物を表したものが多くみられることが特徴です。

3.掛け軸作家「徳川 綱吉」の生い立ちや歴史

1646年、江戸幕府3代将軍・徳川家光の四男として生まれました。兄であり、4代将軍であった家綱の養子となり、1680年家綱の没後、徳川幕府5代将軍に就任します。儒学に関心が深かった綱吉は、学問や教育によって国を治める「文治政治」を行い、湯島聖堂の建立などを行いました。しかし、1684年に大老である堀田正俊が、若年寄の稲葉正休に殺されるという事件以降、綱吉は大老を置かず、側用人の柳沢吉保らと共に「生類憐みの令」や「貨幣改鋳」などの独裁的な政治を推し進めるようになります。そのような中、1709年に満62歳で亡くなりました。

4.徳川 綱吉の掛け軸作品の代表作一覧

  • 神農図

5.徳川 綱吉の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

作品のテーマとしては、綱吉が重んじていたとされる儒教、動物への愛情を扱った作品が多いようです。また、買取査定の場では、真作の保障となる付属品や作品の保存状態が重要視されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

  • 徳川綱吉の直筆、肉筆であるか(証明書や鑑定書があるか)
  • 徳川家の象徴である三つ葉葵御紋が記されているなど、押印・落款はあるか
  • 保存状態は良いか(破れ、シミ、ヤケなどの有無やその程度)
  • 箱書き、桐箱などの付属品は残っているか

6.徳川 綱吉の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

 

綱吉直筆と本物保証された、葵御紋入の『墨画淡彩鷹図』は過去にオークションで約59,000円という価格で落札されています。三つ葉葵御紋が入った、豪華絢爛な表装と本象牙軸で仕立てられている作品です。こちらは、古い掛軸特有の巻ジワや染み、汚れなどはありますが、大きな傷みは見受けられない比較的良好な状態であり、本物と証明できるものとして、 右上に落款、合わせ箱・二重箱が付いています。材質は紙本、寸法は、軸寸幅縦約171cm×横34cm、本紙寸は、縦約90cm×横23cmになっています。

7.徳川 綱吉の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

生類憐れみの令を発布し、「犬公方」と揶揄された綱吉ですが、戦国の殺伐とした世から、学問や文化によって国を動かし、華やかな「元禄文化」を生み出した将軍でもあります。綱吉の書画は存在感を発しながらも、穏やかな品の良さが垣間見えます。書画の技術面だけではなく、作品を通じて綱吉の人となりを感じられることが高額査定される理由の1つと言えます。徳川綱吉の作品をお持ちの方は是非お問い合わせください。

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