徳川 慶喜(とくがわ よしのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.徳川 慶喜の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
徳川慶喜は大政奉還を行った歴史上の重要人物で、幼いころから頭脳明晰、多才で知られていました。晩年はカメラによる写真撮影や釣り、自転車、顕微鏡、そして油絵、手芸なども手掛けています。武家の手習いとして狩野派の狩野探淵に絵を学びましたが、その後西洋画法を身につけた中島仰山を召して油絵にも取り組みました。慶喜の絵のモチーフには川や山が頻繁に使われ、絵から絵を描くという作画姿勢からも山水画を貴ぶ近世の文人の意識が最後まで残っていたことがわかります。
このページの目次
2.掛け軸作家「徳川 慶喜」についての概要
幼少時代から書をたしなんだ慶喜は、書『進思尽忠』では六歳で書いたとは思えない大人顔負けの見事な文字を並べています。この書には慶喜の幼名の七郎麻呂と自筆で記され小さな手形も残されています。父親の斉昭は慶喜が七男であったのに(この時代は嫡男より下の男児は他家に養子に出すのが普通でした)、その聡明ぶりを鑑みて長男・慶篤の控えとして自分の手元に置いたそうです。静岡での隠遁生活においても趣味を楽しみ書画を多数残しています。
3.掛け軸作家「徳川 慶喜」の生い立ちや歴史
- 書 進思尽忠 徳川慶喜筆(1842年)
- 徳川慶喜 温故而知新・絖本一行
- 徳川慶喜 二行書 紙本 読み有 幕末 江戸幕府第十五代将軍 一橋家 明治維新 江戸 掛軸 書
- 政権を朝廷ニ奉帰建白写 松戸市戸定歴史館蔵 後期展示
- 語 蘭飛馨
- 二行書 得閑独坐云々
4.徳川 慶喜の掛け軸作品の代表作一覧
徳川慶喜は山や川などの自然を題材にした風景画を多く描いているということ、「慶喜筆」という本人のサインが有るか、また絵の中に橋を入れるのを好んでいたということ、そうした点が慶喜の作品であるかどうかの査定ポイントになると思われます。また書の場合は慶喜は達筆でしたがその字の書き方の癖などを綿密に調べて真作か偽作か見極めていくことが大事です。歴史的に重要な将軍家の掛け軸は相当高い価値がつきますので慎重な査定が必要です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作と確定していること
- 本人のサインが有る付属品がついていること
- 作品の状態が良い
- 皴や日焼けが無く出来栄えが良い
- 修復した場合は作業の質も査定対象
5.徳川 慶喜の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
徳川慶喜の書はオークションや骨とう品店などに多数出回っています。『二行書』という慶喜の書はオークションで231,000円程の値がつけられました。紙本で「君以明為聖臣以真為忠」と書かれ、本紙サイズは横27.5㎝×縦105㎝、総丈サイズは横39.5㎝×縦196㎝となっていてわずかにシミやオレがあります 。またBSテレ東で放送されている「なんでも鑑定団」で『徳川慶喜 幼少の頃の書』が出品されましたが、真作とみなされて50万円の値段が付けられています。掛け軸は特に希少価値も期待でき、状態が良い作品であればさらに高額も見込まれます。
6.徳川 慶喜の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
第15代将軍徳川慶喜は幼少期から秀でた書を書いておりその作品は今でも残っています。大人になってからその達筆ぶりにはさらに磨きがかかり、慶喜は歴史的に価値のある人物としてだけでなく美筆家としても価値が高いと言えます。大政奉還を行って武人から後に貴族議員となった慶喜ですが、政治的に不遇の時代にあっても様々な趣味を楽しんでいました。絵画は最初狩野派に師事しましたが西洋絵画に興味を持ち、和洋折衷の不思議な油絵を描いています。山や川、橋のある風景画を多く描いているので、慶喜の作品であるかどうかはそうした点に注目してください。もし慶喜の真作と思われる作品をお持ちの方がいらっしゃれば是非ご連絡ください。
その他の掛け軸について
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