殿村 藍田(とのむら らんでん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.殿村 藍田の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

「かな」において独自の境地に達し、天才書家とも評される殿村藍田。近年まで存命だったこともあり作品の保存状態の良さなども相まって、掛け軸などの作品は買取で高値となることも多い作家の一人といえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「殿村 藍田」についての概要

殿村藍田は昭和から平成にかけての日本の書家です。行書や草書、「かな」の巧みさにおいて高い評価を誇ります。師と書と画を三位一体にした現代の文人を志し、絵画も嗜むことで知られます。叙情的ながらも洗練された作風で、特に「かな」の作品において他の追随を許さないほどの境地を切り開きました。

3.掛け軸作家「殿村 藍田」の生い立ちや歴史

殿村藍田は1913年、芝で建築職人の長男として生まれました。書家を志したことで親からは感動され、豊海春海に師事し書家としての道を歩みます。宋代以降の書、中でも何紹基を深く学びます。「かな」を得意とし1967年の日展においては内閣総理大臣賞を「かな」の小品で受賞しました。行書草書の名人として名高く、現代もなお多くの人がその実力を高く評価しています。2000年7月、86歳で亡くなりました。

4.殿村 藍田の掛け軸作品の代表作一覧

藍田書例
薛逢詩(1977)

5.殿村 藍田の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

現代における書家として、その実力を高く評価されるとともに高い人気も誇る殿村藍田だけに、作品も高額となるケースがあります。買取額が高値となる条件としては、殿村藍田の真作で間違いないと確実に言えることが必要です。その他、落款や署名があるか、保存の状態や作品のサイズ、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

殿村藍田の真作で間違いないと言える
落款や署名はあるか
作品のサイズや保存状態はどうか
箱の有無

6.殿村 藍田の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

殿村藍田の掛け軸作品は真作を謳ったもので『呉鎮詩 朱竹対幅』という作品が、251,000円で落札されています。サイズは軸寸が縦約222.5cm×横約58.5cm、本紙は縦約177.6cm× 横約33.6cm。共箱が付属し、状態は「経年の汚れ・ヤケ・シミ・波打ち等」の状態です。また、同じく真贋不明ですが本物保証とするもので『漢詩横巻』という巻物の作品は、101,000円で落札されています。サイズは画面が縦約19.8cm×横約144.5cm、軸はなく額装になりますが縦約22.1cm×横約147cm、状態は「額の所々に小キズがあり」です。

7.殿村 藍田の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

現代日本書道会において、「かな」の作品で独自の境地を開いたとされる殿村藍田。天才書家と評されその人気も高いだけに、掛け軸などの買取においても高値が期待できます。それだけに、殿村藍田の作品をお持ちの場合是非一度査定に出されることをお勧めいたします。

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