鳥居 清倍(とりい きよます)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 鳥居 清倍の作品を売りたいお客様へ

鳥居清倍は、江戸中期に活躍した浮き世絵師で、重要文化財に指定されている作品もありますが、その年没年はあまり詳しく分かっていません。現在でも、数多くの浮世絵が残されており、肉筆画も数点確認されています。

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2. 鳥居 清倍についての解説

現在は、美術品として人気の高い浮世絵ですが、当時は非常に世俗的なもので、当代の風俗画として美人画や役者絵と芝居絵、名所絵や春画といったジャンルが描かれてきました。当時は、美術品としての概念はなく、読み物の一つとして庶民に楽しまれていたため、当時の完品はかなり少なく、鳥居清倍の当時の作品も、当時を知ることのできる貴重な資料として、何点かの作品は重要文化財などに指定されています。

3. 鳥居 清倍の歴史

鳥居清倍は、鳥居清信の長男とも弟ともいわれ、当時世俗的であった浮き世絵師ということもあって、生没年など詳しく分かっていませんが、25歳前後で亡くなったとされています。作画期としては、残された作品の推定年で宝永の初年から享保のころに活躍した絵師であったことがわかっています。鳥居清倍の作品は、浮世絵としてはポピュラーな役者絵や美人画の他、花鳥画や武者絵・七福神などを描き、作は丹絵や漆絵が使われていました。また、鳥居派の代表的な画法である「ひょうたん足みみず描き」を完成させた人物として知られています。

4. 鳥居 清倍の代表作

  • 市川團十郎の竹抜き五郎図 重要文化財
  • 「暫」 竪大々判墨摺筆彩 重要文化財
  • 「市川團十郎・山中平九郎の象引」 大々判丹絵 ネルソン美術館所蔵

5. 鳥居 清倍の作品の買取査定ポイント

鳥居清倍の作品は、浮世絵としての作品は比較的多く残されているようです。ただし、後世に刷られたものも多く、当時のものが完品として出品されれば、かなりの高値がつくことが予想されます。また、肉筆画も数点描いており、貴重な作品として評価が高くなると思われます。

代表的な査定ポイント
  • 絵画作家の歴史
  • 作者の知名度や代表作
  • 入手経緯やルート
  • 保存状態の良しあし (シミ、カビ、しわ、破れ、日焼け、色落ち、虫食いなど)
  • 取引きの市場価格相場

6. 鳥居 清倍の作品の取引相場価格

オークションには、鳥居清倍の木版画や額装にされた作品などがいろいろ出品されています。肉筆画ではありませんので、すべて印刷ということもあり、かなりを求めやすい価格で数千円といった価格帯で取引きされているようです。

7. 鳥居 清倍の作品の買取についてのまとめ

鳥居清倍に限らず、浮世絵はコレクション性の高いもので、状態の良いものであれば高値が付く可能性もあります。ただし、当時のものは極端に少なく、部屋に飾るのであれば安価な価格で手に入る後刷りでも十分に存在感があります。