鳥居 清満(とりい きよみつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 鳥居 清満の作品を売りたいお客様へ

鳥居清満は、江戸時代中期に活躍した浮き世絵師で、鳥居派の三代目当主にあたる人物です。鳥居家は、芝居の看板絵を家業としており、父の後を受け継ぎ、鳥居派の伝統的な画風を継承しつつも、新たな工夫も加えて喝采を得ることもありました。

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2. 鳥居 清満についての解説

鳥居清満は、鳥居家の隆盛時を作ったともされ、鳥居家歴代中でも鳥居清広や鳥居清長、鳥居清経・鳥居清秀・鳥居清久・鳥居清近など、最も多数の門人を育て上げました。二代目鳥居清倍に続く、典型的ともされる鳥居派の瓢簞足蚯蚓描の描法を継承しつつも、さらに清満は鈴木春信などの画風を取り入れ、精力的に浮世絵版画を数多く描きました。その力量は、あぶな絵にをみることができ、清楚なエロティシズムが溢れた作品は、コレクターの注目すべき点でしょう。

3. 鳥居 清満の歴史

二代目鳥居清倍の二男として生まれた鳥居清満は、俗称を米三、亀治または亀次郎と言いました。10代前半の頃から浮世絵を手掛け、13歳の頃には黒本「対面之琵琶」を描き上げたとされています。鳥居派の伝統的な画法を遵守し、役者絵や美人画を描いた半面、肉筆浮世絵にも才を広げ、紅摺絵や百人一首の女性群像など、看板絵以外は鳥居派の伝統的な技法を離れ、優しい表情の画風に移りつつ多彩なジャンルの絵を描きました。時代としても、多色刷りの浮世絵版画へと進化する時期であり、黒本のほか黄表紙など草双紙の挿絵や番付絵、芝居看板絵等の作品も手掛けていきました。

4. 鳥居 清満の代表作

  • 「枕相撲」 大判 紅摺絵
  • 「初代中村富十郎の白砂」 大細判 紅摺絵
  • 「榊山三五郎の芦屋の月若丸友春」 大細判 紅摺絵

5. 鳥居 清満の作品の買取査定ポイント

鳥居清満は、日本の浮世絵作家ということもあって、海外でも人気の作品を見ることができます。ドイツのベルリン美術館を始め、キヨッソーネ東洋美術館やボストン美術館・ホノルル美術館など、各国で鳥居清満の作品が所蔵されています。買取査定ポイントとしては、作品の作られた年代や状態の良しあしが決め手となることが多いようです。

代表的な査定ポイント
  • 絵画作家の歴史
  • 作者の知名度や代表作
  • 署名あるいは落款が押されているか
  • 真作であること
  • 保存状態の良しあし

6. 鳥居 清満の作品の取引相場価格

オークションに出品される鳥居清満の作品としては、様々なタイプの版画絵が出品されています。細判 堅型 紅摺絵 「四代目 市川団十郎の悪七兵衛景清」は、縦約32cm 横12cmほどの大きさで、入札は4,000からの開始となっています。

7. 鳥居 清満の作品の買取についてのまとめ

鳥居清満の作品は、かなり多く残されており、数約点以上にわたるもので、同じ図案の版画絵もよく見かけられます。様々なジャンルの浮世絵などを描いていますので、ご自分の趣味によって作品を選ぶと良いでしょう。