鳥山 石燕(とりやま せきえん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.鳥山 石燕の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

鳥山石燕は、1712年(正徳2年)に生まれた江戸時代中期の画家、浮世絵師、妖怪画家です。狩野派の狩野周信および玉燕を師事して画法を学びます。壮年期に刊行した『画図百鬼夜行』が評判を呼び、その名が知られるようになりました。

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2.鳥山 石燕の掛け軸作品についての概要

鳥山石燕は、壮年以降に刊行した『画図百鬼夜行』に代表される版本で名が知られるようになります。鳥山石燕の描く妖怪画は、葛飾北斎や歌川豊国・歌川豊広が描いているような恐怖心を煽る作風とは異なり、見た人の微笑みや奇妙さを誘う作風が特徴でした。日本人がイメージする妖怪は、漫画家の水木しげるが連想されますが、水木の妖怪画は石燕作品を取材したものが多く、日本人が抱く妖怪のイメージは石燕の著作が大きく影響していると言われています。

3.鳥山 石燕の掛け軸作品の歴史や情報

鳥山石燕は、1712年(正徳2年)頃に生まれました。狩野周信及び玉燕を師事して狩野派の画法を学び、俳諧は東流斎燕志の門人となりました。幕府に仕える御用絵師になったと伝えられていますが、その事績は不明な点が多いとされています。画業は肉筆作品や、鬼子母神の『大森彦七図』、円融寺の『景清牢破りの図』の奉納額が主なものでした。錦絵作品はほとんど現存していませんが、版本の作品を多く残しています。1776年(安永5年)に刊行された妖怪画集の『画図百鬼夜行』が好評を博し、1779年(安永8年)には続編の『今昔画図続百鬼』を刊行しました。

4.鳥山 石燕の掛け軸作品の代表作一覧

  • 画図百鬼夜行(1776年)
  • 今昔画図続百鬼(1779年)
  • 今昔百鬼拾遺(1780年)
  • 百器徒然袋(1784年)

5.鳥山 石燕の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。鳥山石燕の作品も例外ではありません。鳥山石燕の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 鳥山石燕本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)

6.鳥山 石燕の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

鳥山石燕の掛け軸は、ネットオークションでの取引数が少ないため、鳥山石燕の真作であれば高値の取引となる可能性もあります。取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。もし鳥山石燕作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

7.鳥山 石燕の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

鳥山石燕は妖怪画で有名な作家で、水木しげるにも影響を及ぼしました。恐ろしく、ときにはユーモラスに描かれた作風は、葛飾北斎らの描いた妖怪画とは一線を画するものだといわれています。石燕の掛け軸作品を所有されている方は、是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。