土佐 光起(とさ みつおき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.土佐 光起の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

土佐光起は、低迷していた土佐派を再興させた「土佐派中興の祖」とされる画家であり、絵師です。その業績から人気は高いだけに、掛け軸などの買取においては高値となることが期待できる作家といえます。

このページの目次

2.掛け軸作家「土佐 光起」についての概要

土佐光起は江戸時代前半の画家で、当時の土佐派を代表する絵師。室町時代末期以来途絶えていた絵所領となり、中絶していた土佐家の絵所を再興したことで知られています。光長・光信とともに「土佐三筆」として並び称される「土佐派中興の祖」の1人です。

3.掛け軸作家「土佐 光起」の生い立ちや歴史

土佐光起は1617年堺で生まれました。父・光則とともに京に入り、父亡きあと土佐派の伝統的な手法に狩野派の技法を取り入れることに成功します。さらに、中国の画法も学び時代に即した新しい様式を確立しました。土佐家再興に貢献しましたが1681年に職を子に譲り仏門に入りました。1691年、京都で75歳の時に亡くなりました。

4.土佐 光起の掛け軸作品の代表作一覧

大寺縁起絵巻(1690年頃)
粟穂鶉図屏風
源氏物語図屏風

5.土佐 光起の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

江戸画壇における最大派閥の一つ土佐派を再興したその力量に対する評価は高く、作品の買取査定も高額となる場合があります。買取額が高値となる条件としては、土佐光起の贋作ではなく真作であるといえることがまず必要です。その他、作品のサイズや保存の状態、落款や署名があるか、箱の有無などで査定は変化します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

贋作ではなく土佐光起の真作であるか
保存状態や作品のサイズはどうか
落款や署名はあるか
箱はあるか

6.土佐 光起の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

土佐光起の作品は掛け軸だけでなく屏風など多岐にわたります。なかには印刷した品であっても『源平の戦い図 二枚折屏風』という作品で、180,000円の高値で落札されています。サイズは縦約174cm×横約87cmが見開きで2枚分です。経年劣化によりシミや多少の傷みなどは確認できる状態です。また、真作を謳った『菊花鶉図』という掛け軸作品では、サイズが本紙横55cm×縦35.5cm、総丈は横66cm×縦123cm、絹本着色で箱入のものが120,000円で落札されています。状態は「ヤケ・虫穴」と説明書きがあります。真作で状態が良好であれば間違いなく高額の査定が期待できます。

7.土佐 光起の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

土佐光起は土佐派の再興を果たした江戸画壇の大物と評価されているだけに、掛け軸などの買取においても高値となることがあります。土佐光起の作品がお手元にあるという方は、是非一度買取査定に出されることをお勧めいたします。

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