土佐 光吉(とさみつよし)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.土佐 光吉の作品を売りたいお客様へ

土佐光吉は、室町時代から安土桃山時代にかけて活躍した絵師です。作品自体が古い為、状態が良い場合ですと高値で取引される可能性があります。

このページの目次

2.土佐 光吉についての解説

土佐 光吉は、室町時代から安土桃山時代にかけて活躍をした大和絵土佐派の絵師です。子に土佐光則がおり、住吉如慶は、彼の弟子にあたります。官位は従五位下・左近衛将監に任じられました。狩野永徳や狩野山楽らから上洛を促されてはいましたが、終生堺で活動することを選んでいます。今井宗久をはじめとす堺の町衆との繋がりがあったことが伝えられています。

3.土佐 光吉の歴史

土佐光吉は、中世から近世へと大和絵の魅力を伝えるという役割を担いました。屏風や襖絵などの大作を多く残しています。これは、光吉が桃山時代に流行した金碧障壁画の一翼を担っていたことを示唆するものとなっています。彼のダイナミックな作風は土佐派だけでなく狩野派や琳派、民間の町絵師にも大きなインパクトを与えて伝えられていきました。源氏物語を題材とする絵が多くのこされています。彼には非常に多くの弟子がいました。弟子たちとの共同作業において大作を作り上げていったと考えられています。

4.土佐 光吉の代表作

  • 源氏物語手鑑  (1612年)
  • 源氏物語画帖 (1613年)

5.土佐 光吉の作品の買取査定ポイント

土佐光吉の掛け軸の買取査定を行う場合には、色あせしていない場合や虫食いなどが無いと有利といえます。また箱などの付属品があるとより高値が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 当時の箱が現存していること
  • 色あせしていないこと
  • 虫食いなどがないこと

6.土佐 光吉の作品の取引相場価格

土佐光吉の作品は、古い作品なため、市場に出回ることが少なく、オークションサイトで絵の出品はされておりますが、掛け軸の出品されていないため、希少価値が非常に高いと考えられます。そのため、高値で取引される可能性も十分にあります。

7.土佐 光吉の作品の買取についてのまとめ

土佐光吉は、室町時代から安土桃山時代で活躍した日本画家であり、市場からみても掛け軸の出品などがほとんどないのが特徴です。希少価値があると考えられるため、ご自宅にお持ちの方で使用する予定のない方は、是非一度査定してみることをお勧めします。