魚屋 北渓(ととや ほっけい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.魚屋 北渓の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

魚屋北渓は、1780年(安永9年)に生まれ、江戸時代後期に活躍した浮世絵師です。葛飾北斎の門人となり、狂歌絵本の挿絵、色紙判摺物、肉筆画の作品を残しています。葛飾北斎のタッチを彷彿とさせる作画は歴史的価値が認められており、東京国立博物館やボストン美術館など複数の博物館や美術館に保管されています。

このページの目次

2.魚屋 北渓の掛け軸作品についての概要

魚屋北渓は、師匠である葛飾北斎の影響を色濃く受けており、衣服の描き方や大波の描き方などは、北斎の門人と窺える作風と言われています。絵手本の『北渓漫画(ほっけいまんが)』は、葛飾北斎が手がけた『北斎漫画』を彷彿とさせる作品になっています。北渓は色紙判摺物、狂歌絵本に秀作が多いですが、特に肉筆画は素晴らしい作品を残していると評価されています。

3.魚屋 北渓の掛け軸作品の歴史や情報

魚屋北渓は、1780年(安永9年)に生まれ、1850年( 嘉永3年)に永眠するまで江戸時代後期の浮世絵で名を馳せた人物でした。魚屋は「ととや」と読み、実際に魚屋を営んでいましたが、絵の道を志し、最初は狩野養川院惟信に学び、その後葛飾北斎の元に入門しています。魚屋北渓は後に葛飾北斎の門人の中では、蹄斎北馬とともに双璧と評価される絵師になりました。初作は1800年(寛政12年)頃に描いた狂歌本の挿絵で、作画期の大半を狂歌本・狂歌摺物の制作に勤しみました。北渓は亡くなる2年前まで作画を続けており、門人には岳亭春信や葵岡渓栖など多数の作家が名を連ねています。

4.魚屋 北渓の掛け軸作品の代表作一覧

  • お題目図
  • 北渓漫画
  • 北里十二時
  • 洗髪美人図
  • 見立羅生門図

5.魚屋 北渓の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

魚屋北渓の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 魚屋北渓本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.魚屋 北渓の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

魚屋北渓の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。模写作品でも例えば『花鳥図』という作品でサイズは額寸縦約114.5cm×横約31cm、本紙縦約22.5cm×横約22.5cm、「軸先象牙」、「シミ有り」とするものが、51,500円で落札されています。

7.魚屋 北渓の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

魚屋北渓の作品は、歴史的価値が高いためか美術館や博物館に保管されています。ネットオークションでの取引数が少ない為、模写でも状態の良いものは数万円で取引きされる場合もあります。魚屋北渓の真作であれば高値が付く可能性もあるため、作品を所有している方は、是非一度査定されることをお勧めします。