東皐 心越(とうこう しんえつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.東皐 心越の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
東皐心越は江戸時代に中国から渡航してきた禅僧であり、詩文、書画、篆刻に精通し、楽器の琴を日本に伝えた実績から、日本における琴楽の中興の祖という評価を得ており、日本を代表する時代劇水戸黄門などでも取り上げられた人物です。彼の掛け軸は、現在の日本においても非常に人気があり、需要が多いです。
このページの目次
2.掛け軸作家「東皐 心越」についての概要
東皐心越の禅風は念仏兼修であり、これは明代の中国禅の特徴です。心越を黄檗宗とする資料が多く残されていますが、法系上彼は曹洞宗に属しています。曹洞宗の開祖道元とは別系、心越の法孫は曹洞宗寿昌派を称し活動しましたが、明治維新後は道元の曹洞宗と一緒になりました。
3.掛け軸作家「東皐 心越」の生い立ちや歴史
東皐心越は明国浙江省浦江県で生誕し、幼少の頃から仏門に入り報恩寺において寿昌無明の法嗣となります。1676年、清の暴政から逃げるため、日本に渡航、薩摩国に入りました。澄一禅師によって1681年長崎の興福寺に住みます。外人が国内を旅行したのを怪しまれ、清の密偵容疑で長崎に幽閉されてしまいますが、徳川光圀の尽力により釈放され、以後水戸で古琴を伝えます。1695年逝去、享年58歳でした。
4.東皐 心越の掛け軸作品の代表作一覧
- 乗龍観音
- 竹
- 梅
- 達磨図
5.東皐 心越の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
東皐心越は琴楽の中興の祖と言われたほどの人物ですから、彼の掛け軸はとても人気があり、ネットオークションでも高額落札の実績が多々ありますが、作品の知名度によっても査定額は大きく変動します。また保存状態が良好であればあるほど高額買取が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作品の知名度は高いか
- 経年劣化による品質低下はどの程度か
- 付属品の有無
- 素材についての知見
- 真作であると証明されているか
6.東皐 心越の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
東皐心越の作品ですが、ネットオークションにおいて数万円から数十万円で取引されており、近年の高額取引としては『茶、置字』箱書きあり、紙本、竹軸、肉筆保障、金襴三段表装ウブ幅箱書きあり(杉の差込み箱入り)中身寸法は、縦43cm、横24cm、本紙に少し時代等ありと説明された作品が787,448円で落札されています。
7.東皐 心越の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
東皐心越は母国から逃げ、日本でも密偵容疑で長期に渡り拘束されるなど波乱万丈の人生を歩んだ絵結果、人生経験の深さが作品に反映されたかのような、見事な名作を数多く世に残しました。東皐心越の作品を所有されている方は、是非一度査定に出し、価値を把握されてはいかがでしょうか。
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