津田 青楓(つだ せいふう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.津田 青楓の作品を売りたいお客様へ

津田青楓は、明治から大正にかけて自分の考えを決して曲げず、警察の圧力にも負けずに自分の絵を書き続けた日本画家、洋風画家です。親友には夏目漱石がおり、彼に油絵を教えて彼の作品の制作にも手伝ったと言われています。

このページの目次

2.津田 青楓についての解説

津田青楓は、はじめ四条派の升川友広に日本画を師事し、次に、谷口香嶠に日本画を師事します。浅井忠と鹿子木孟郎に日本画と洋画を師事しています。日本画だけではなく洋画も習っていた当時としては珍しい人物でもあります。パリにも留学し、ジャン=ポール・ローランスに強い影響を受けた人物ともいえます。当時の労働者の酷い環境を絵にかき、警察に逮捕されたこともある人物です。

3.津田 青楓の歴史

津田青楓は洋画と日本画を生涯書き続けた人物です。時代によって師を分け、人によっては洋画も勉強している画家としてのハイブリットです。当時、労働者がひどい環境で働いているのを受け、プロレタリア運動というものに参加して、労働者の酷い環境を絵に表しました。その運動で死者が出るとそれも画に書き警察に逮捕、拘留されることになりました。これが影響したのか以降は洋画ではなく日本画を主に書くことになりました。親友でもある夏目漱石の作品に手伝ったり、彼に油絵を教えたともいわれています。

4.津田 青楓の代表作

  • 新議会
  • 出雲崎の女
  • 漱石と十弟子
  • 疾風怒濤

5.津田 青楓の作品の買取査定ポイント

津田青楓は日本画家としてだけではなく洋画家として、当時の警察からの圧力にも負けずにさまざまな画を世の中に披露していきましたが、同時に警察から消されている作品も世の中には多くあります。そのような警察に消された作品がもし存在しているのならば、津田青楓の絵の値段は飛躍的に高くなると言っても間違いないでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 作品の希少性
  • 作品の状態

6.津田 青楓の作品の取引相場価格

津田青楓の作品は、比較的多く販売されており安価な作品が多いです。安い作品では1000円ほどで美術館に行けば津田青楓の作品は500品はあると言われています。逆に美術館から販売されている画の値段は25万円を超えているものもあります。複写したものではなく、本人の作品ならばそれなりの値段が付くということでしょう。当時、警察から逮捕されたころの作品ならば良い値段が付く可能性があります。実際の作品のサイズは富士図という作品では縦131.0X横31.0cmというものでした。   

7.津田 青楓の作品の買取についてのまとめ

津田青楓は、警察からの圧力にも拘わらず自分の信念を曲げずに画を世の中に披露してきた人物です。その点、警察の圧力によって消されてしまった作品もたくさんあると思います。もし、その作品が出てくれば津田青楓の作品の値段は急激に上がるでしょう。