雲谷 等爾(うんこく とうじ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.雲谷 等爾の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

雲谷等爾(1615年~1671年)は江戸時代前期に活躍した雲谷派の画家です。等爾は「雪舟4代」を名乗った雲谷等益を父として絵師の家に育ち、雪舟様を忠実に保守した山水図や花鳥図に優れた作を残しました。高値の買取にも期待できる画人です。

このページの目次

2.雲谷 等爾の掛け軸作品についての概要

雲谷派は、雪舟流の正統を継いだ雲谷等顔を開祖とする江戸時代の画派です。等爾の父・雲谷等益は当爾ら実子四人のほか、兄の三人の遺児をも引き取り、画人としてそれぞれに一家を構えて独立させたため、雲谷派には一時7家、のち6家の系統があります。いずれも代々毛利家の絵師として仕え、萩を拠点に幕末まで存続しました。

3.雲谷 等爾の掛け軸作品の歴史や情報

雲谷等爾は元和元(1615)年、雲谷等益の次男として生まれました。幼名は武蔵、名は直行、別号に雪景、澹渓があります。高野山安養院の障壁画を制作をし、また明暦元年には兄・等與、斎藤等室とともに禁裏造営に参加しました。寛永16年に法橋に叙せられています。寛文11年没、57歳でした。

4.雲谷 等爾の掛け軸作品の代表作一覧

  • 枯木八々鳥竹鳩図
  • 陶淵明愛菊図
  • 崖下騎驢図
  • 高士騎驢図

5.雲谷 等爾の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

高額査定となる一番のポイントは真作であるかどうかです。真作を保証する書付や古筆の極などが付いていると査定価格は高くなります。ほかにも仕立てや画題、状態などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 由来はないか
  • 雲谷等爾の落款や印があるか
  • 書付や極書などが付いているか
  • 画題はなにか
  • 付属品の欠けはないか
  • 保存状態は良好か

6.雲谷 等爾の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

雲谷等爾の作品はネットオークションで32,000円の価格で落札された例がございました。山水図の双幅で、サイズは掛け軸全体が各194cm×61cm、本紙が各105.5cm×47.5cm、状態は「作品に、時代感、シミ、汚れ、多数の強い折れ、巻きじわ、スレてる箇所があります。表装に、時代感、多数のシミ、汚れ、折れ、巻きじわがあります。箱は合わせ箱です。軸先は木軸です」と説明されていました。

7.雲谷 等爾の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

雲谷派の作品は現在も山口の萩市を中心に遺作が多くみられますが、等爾や等益、等與などは中央にも進出して大きな業績を残しました。等爾は端正で気格高い画を描き、高い評価を得ています。もし雲谷等爾の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみることをお勧めします。