宇野 明霞(うの めいか)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.宇野 明霞の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
宇野明霞は、上方に荻生徂徠の学(古文辞学)をいち早く紹介した儒学者です。はじめ徂徠に憧れて学問の道を志しますが、のちにその学説に疑問を抱いて離反、やがて明霞独自の学問を樹立させました。弟の宇野士朗とともに、「平安二宇先生」と称されました。
このページの目次
2.掛け軸作家「宇野 明霞」についての概要
宇野明霞は江戸中期の日本の儒学者です。嵯峨の豪商角倉家に仕える運漕の家に生まれましたが家業は継がず、学問を志して儒者・柳川滄洲に師事しました。京都に初めて徂徠の学風を紹介した人物として名を残していますが、自身は次第に距離を置き、やがて徂徠学派に異を立てて折衷学を唱えました。 夭折した儒者・田中大観とは学問を通じて親しく交流し、彼の碑銘を書いています。 生涯妻を娶らず、諸侯に仕官もせず、自己に厳格な生活態度を貫き通しました。
3.掛け軸作家「宇野 明霞」の生い立ちや歴史
宇野明霞は1698年、近江国野洲に生まれ京都で活躍しました。明霞は最初、木下順庵門下の柳川滄洲に師事しましたが、入江若水を通じて徂徠学を知り、私淑。弟を江戸の徂徠のもとに送り、自身は京都に残って黄檗僧・大潮元皓に華音や古文辞学(徂徠学)を受けました。その学風を講義して京都に徂徠学を定着させるも、のちに異見を立てて離反。十数年もの間、家に籠もり古書・典籍の検証に没頭し、やがて独自の学問を樹立しました。
4.宇野 明霞の掛け軸作品の代表作一覧
- 論語考
- 名公四序評
5.宇野 明霞の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
京都の儒学者として一家を成した宇野明霞ですが、あまり多く出回っていないため希少性も評価されると思われます。また、真贋を保証するものの他に、保存状態が良いか、どのような仕立てか、箱があるかなども査定には大きく関わってきます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 宇野明霞の署名・落款があるか
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
- 由来が確かか
- どのような仕立てか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.宇野 明霞の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
宇野明霞の作品は、ネットオークションで15,000円の値がついた例がございました。和紙に墨書された折帖仕立の千字文三冊で、厚さ各52mm、宇野士朗蔵、状態は「裏表紙欠け、虫食い」と説明されていました。保存状態が良ければもっと高値が付いたことでしょう。
7.宇野 明霞の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
儒学者として江戸の思想史に名を残した宇野明霞。格調高い漢詩文などの掛け軸は需要があり、高価買取も見込めるでしょう。宇野明霞の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
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