歌川 国貞(うたがわ くにさだ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.歌川 国貞の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
歌川国貞は、歌舞伎や吉原、当時の文化風俗など、まさに「江戸文化の全て」を描き切った浮世絵師です。幕末の浮世絵界で大御所とされた作家だけに、高値での買取も期待できる作家といえるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「歌川 国貞」についての概要
歌川国貞(のちの三代目歌川豊国)は江戸後期に「歌川の三羽烏」と呼ばれた浮世絵師の一人です。『江戸寿那古細撰記』には「豊国にかほ(似顔)、国芳むしや(武者)、広重めいしよ(名所)」とされています。早くに世に認められ、79歳で没する晩年まで長く衰えぬ人気を誇り、その作画量は膨大なものとなりました。広重、国芳ら他の歌川派の絵師とともに、江戸末期の浮世絵界を牽引した人物です。
3.掛け軸作家「歌川 国貞」の生い立ちや歴史
歌川国貞は1786年、江戸本所に生まれました。初代歌川豊国の門人となり、英一蝶にも私淑。江戸で人気の歌舞伎役者絵や、猫背猪首スタイルの艶めかしく色っぽい美人画を描き、「粋」を好む江戸っ子の支持を得ました。数々のヒット作を送り出しますが、中でも柳亭種彦作『偐紫田舎源氏』の挿絵では「源氏絵」ブームを巻き起し、歌舞伎界に影響を及ぼすほどになりました。作画期間は浮世絵師の中で最も長く、60歳頃に広重や国芳との合作を手がけ、最晩年に役者大首絵集を刊行するなど生涯画業に専心しました。
4.歌川 国貞の掛け軸作品の代表作一覧
- 大当狂言ノ内(1814年~1815年)
- 稲瀬川勢揃いの場
- 偐紫田舎源氏(1829年~1842年)
- 東海道五十三次(1836年)
- 江戸名所百人美女(1857年)
5.歌川 国貞の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
歌川国貞は江戸浮世絵界において一世を風靡した人気の高い画家です。高値での買取には間違いなく歌川国貞の真作であることが条件ですが、他にも作品はどのジャンルか、保存状態はどうか、装丁はどのようなものかなどによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 歌川国貞本人の作であるかどうか
- 版画か肉筆か
- 保存状態は良好か(褪色、シミ、カビ、虫喰いなどはないか)
- 作者の署名(銘)や落款があるか
- どのようなジャンルの作品か
6.歌川 国貞の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
歌川国貞の作品はネットオークションなどで、505,000円の値段がついたものがあります。歌川広重との合作『双筆五十三次』の折帖仕立で、サイズは縦約35.5cm、横23cm、厚さ3cm、状態は「とても古いお品故に表装の木地の傷みや本紙の虫食い、シミなどの傷みは当然ありますが、鑑賞性を損なう大きな傷みは無く抜群に良好な状態と言えます。」と説明されていました。また『假字手鑑夜光玉・上』という木版画本で、サイズは縦約22.5cm、横16cm、状態が「全体に薄ヤケと薄シミ、所々に虫食い跡等がみられますが、この時代のものとしては状態は良好と思われます。」と説明されたものが、360,000円で落札された実績があります。
7.歌川 国貞の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
「役者絵」「美人画」という、浮世絵の王道ともいえる二大ジャンルで名声を得た国貞。高値での買取が十分期待できる作家です。歌川国貞の作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
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