歌川 国芳(うたがわ くによし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.歌川 国芳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
歌川国芳は江戸末期に活躍したの浮世絵師です。自由奔放な作風で知られていますが、近年特に「奇想の絵師」として注目され、展覧会も頻繁に開催されています。また海外での評価も高い作家だけに、高値での買取も期待できるでしょう。
このページの目次
2.掛け軸作家「歌川 国芳」についての概要
歌川国芳はサービス精神旺盛な根っからの江戸っ子でした。天保の改革による規制で遊女や役者を描けなくなると、猫や雀、魚などあらゆるものを擬人化した風刺画や戯画を描いて幕府に抗いました。これに江戸の人々は大喜び。幕府に対して留飲を下げつつ、そのカラクリを楽しみ、また喝采を送りました。画想の豊かさ、奇想天外なアイデア、確実な画力をもって既成概念を打ち破った作品を多数生み出し、浮世絵の新機軸を創り出しました。
3.掛け軸作家「歌川 国芳」の生い立ちや歴史
歌川国芳は1798年、江戸日本橋に生まれました。初代歌川豊国に師事し、「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」シリーズで人気を得て「武者絵の国芳」と称されます。しかし本領が発揮されるのは天保の改革以後のこと。理不尽な弾圧に江戸っ子国芳は取締りの裏をかいた浮世絵で切り返します。幕府に目を付けられ繰り返し罰せられましたがその筆は止まらず、人気はますます高まりました。豊かな着想と確固たる画力をもって役者絵・武者絵・名所絵・美人画・妖怪絵・動物絵・寄せ絵・風刺画・春画などで幅広く活躍し、西洋の絵画技法を取り入れた絵も残しました。
4.歌川 国芳の掛け軸作品の代表作一覧
- 源頼光公館土蜘作妖怪図(1843年)
- 相馬の古内裏(1844年頃)
- 宮本武蔵と巨鯨(1848年~1854年)
- 荷宝蔵壁のむだ書(1848年頃)
- みかけハこハゐがとんだいいひとだ(1847年~1852年)
- 里すゞめねぐらの仮宿(1864年)
5.歌川 国芳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
歌川国芳は幕末に絶大な人気を博した浮世絵師です。高値での買取には間違いなく歌川国芳の真作であることが条件ですが、ほかにも版画か肉筆か、保存状態はどうか、などによっても査定額は大きく変動します。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 歌川国芳本人の作であるかどうか
- 版画か肉筆か
- どのジャンルの作品か
- 保存状態は良好か(褪色、シミ、カビ、虫喰いなどはないか)
- 作者の署名(銘)や落款があるか
- どのような装丁か
6.歌川 国芳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
歌川国芳の作品はネットオークションなどで、『龍宮玉取姫』という浮世絵木版画で723,300円の値段がついたものがあります。説明には「本物です。復刻版ではありません。」と書かれていました。また『鍾馗図』という肉筆着色浮世絵が601,000円で落札されています。サイズは大判・松原堂版とされていました。
7.歌川 国芳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
大胆な構図と着想の豊かさで江戸浮世絵界に大きな足跡を残した歌川国芳。近年「奇想の系譜」絵師の一人としても注目度が高まっています。歌川国芳の作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。
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