和田 呉山(わだ ござん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.和田 呉山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

和田呉山は、1800年(寛政12年)に大阪で生まれた画家です。円山応挙の高弟だった森徹山に画を学び、人物花鳥画を得意としました。師や妻の師をきっかけに43歳で出家し、仏門に入ります。のちに京都神光院に移り精進苦行した作家でした。法務の合間に好んで白衣観音像を描き、それを民衆に施与したと言われています。

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2.和田 呉山の掛け軸作品についての概要

和田呉山は、円山派の師である森徹山に画を学び、人物や花鳥画を得意としていました。呉山の写生画風の作品は大いに賞賛を集め評価されました。呉山の出家後は、仏の絵画を多く描いており、淡い色彩と豊かな墨色を用いて柔らかな輪郭を描き、温かみのある柔和な作品に仕上げています。

3.和田 呉山の掛け軸作品の歴史や情報

和田呉山は、1800年(寛政12年)に大阪で生まれました。円山応挙の高弟とされる森徹山に師事し、画法を学びます。徹山や妻の死をきっかけに仏門に入り、京都の神光院や八尾の長栄寺で僧の修行に励み、多くの文化人と交流しました。出家してからも画家としての活動は続き、月心と称し仏の絵画を描います。1870年(明治3年)、71歳で死去しました。

4.和田 呉山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

和田呉山の真作を保証するものが付いていると査定価格は高くなるでしょう。ほかにも仕立てやサイズ、付属品の有無、画題などもあわせて総合的に評価されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 和田呉山本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 和田呉山の署名(銘)があるか
  • 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
  • 軸や画の素材は何でできているか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

5.和田 呉山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

和田呉山の掛け軸は、ネットオークションで真贋不確かなものでも数千円から数万円程度で取引されています。真作作品で例えば『布袋自画賛』という作品は、全体サイズ縦約103cm×横約40cm、本紙サイズ縦約19cm×横約29cm、紙本肉筆で「シミ、ヨレ、ヨゴレ、ヤケあり」、付属品として「箱書有・洛北一水翁旧蔵」とするものが、60,000円で落札されています。

6.和田 呉山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

和田呉山は江戸後期の画家でしたが、師と妻の死を機に仏門に入りました。名を月心と改め、空相と号し、作品を残しています。のちに京都西賀茂神光院の住職となり、地蔵菩薩や白衣観音像を好んで描き、作品を人々に与えました。呉山の掛け軸作品は市場での取引数が少ないため希少でもあります。呉山の作品を所有している方は、是非一度査定を検討してみてはいかがでしょうか。