王 文治(おう ぶんじ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.王 文治の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
王文治は中国、清朝中期の有名な書家で、若い頃から詩文や書法で名声を得た人物です。王文治は秀麗な筆致を得意とし、高い品格が表現されていることから人気があります。1756年に、王文治は琉球への外交使節の補佐として来日しています。旅先で書かれた書物は琉球人に珍重され、現在は沖縄県立博物館などで大切に所蔵されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「王 文治」についての概要
王文治(1730年〜1802年)は江蘇省鎮江出身、字は禹卿,号は夢楼。王文治は1770年に進士となり雲南臨安の知府まで昇りつめました。しかし官僚としての生活に嫌気が差し、その後退官、残りの人生を市中の庶民として過ごし73歳で生涯を終えました。
3.掛け軸作家「王 文治」の生い立ちや歴史
官を辞したのち、王文治は揚州の梅花書院などで風雅な生活を送りました。なかでも書法に長じ、劉墉(りゅうよう)、梁同書(りょうどうしょ)らとともに清代帖学(じようがく)派の大家として「劉・梁・王」と称されました。晩年には禅を信仰するようになり、淡墨を用いた力強い書の作品や菊や梅、竹石を清雅に描いた画も制作しました。
4.王 文治の掛け軸作品の代表作一覧
- 快雨堂詩翰(1783年)
- 待月之作(1786年)
- 行書送姚姫伝詩(1788年)
- 夢楼詩集
5.王 文治の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。王文治の書掛軸も例外ではありません。まちがいなく王文治の作品であることが証明できると高い買取が期待できます。さらに、ギズやしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真贋(本物)かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
- 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
- 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
- 掛け軸の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.王 文治の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のオークションで、長さ約200cm、幅約41cmの王文治の掛け軸が3万円で落札されました。王文治の掛け軸の相場は3万円~5万円前後です。多少のシミやシワなどがあっても買取は可能です。鑑定書や、出所がはっきりしていればもっと高値がつく可能性もあります。
7.王 文治の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
文人墨客と交遊し、帖学派の大家として名高い王文治。王文治の掛け軸は奥ゆかしい趣をそのままに表現し、凛とした美しさを醸し出しています。シンプルながらも力強い書風で今なお人々の心を引きつけていることから、真作であることがはっきりしている、箱が残されているものであれば高額査定がつく可能性があります。
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