王 雪涛(おう せつとう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.王 雪涛の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
王雪涛は、現代中国における花鳥画家です。斉白石(せいはくせき)に師事。欧米各地に遊学しながら独特な筆法を習得し、王雪涛の画いた作品はどれも清新で秀絶と人気を集めました。得意とする花鳥画は特に世界中のコレクターから需要の高い作品となっています。
このページの目次
2.掛け軸作家「王 雪涛」についての概要
王雪涛(1903年〜1982年)は河北省成安出身です。名を庭欽、字は暁封、号は遅園。1922年北平芸術専科学校西画科(現在の国立美術学院)に入学し、先輩であった王夢白に大きな影響を受けました。1924年に斉白石に師事、雪涛の名を授かりましたが、あえて師の画風から離れ自らの風格を築き上げました。卒業後は母校で教職に就くものの、日中戦争が始まり辞職を余儀なくされました。その後は画力を高めるため欧米各地に遊学し、制作活動に専念しました。
3.掛け軸作家「王 雪涛」の生い立ちや歴史
王雪涛は1956年に中国文化代表団としてヨーロッパに赴き、巨匠ピカソから鳩のスケッチを「王雪涛」を漢字の宛名入りで贈られるなど、欧州の画家たちとの交流があったとも伝えられています。また、日本南画院院長であった河野秋邨との親交も深く、東京都と北京市の姉妹都市締結の式典に参加するなど日本との関係も深い人物です。
4.王 雪涛の掛け軸作品の代表作一覧
- 王雪涛画集
- 百卉图(1951年)
5.王 雪涛の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
幅広い視野を持ち独自の画風を築き上げた王雪涛。王雪涛が表現する花鳥画は斬新さと緻密さが共存し、人の心を惹きつけます。保存状態が良い掛け軸は高額買取できる可能性があります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
- 軸や画の素材の質、種類
- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
6.王 雪涛の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
中国嘉徳国際拍賣有限公司に王雪涛の作品である『牡丹兰花(1935年)』が5万人民元(約79万円)、『新笋图(1963年)』が30万人民元(470万円)という高額の値で出品されました。王雪涛の描く花鳥画は色鮮やかで細部までとても良く表現されているためコレクターから人気があります。
7.王 雪涛の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
心を惹きつける花鳥画を描いたほか、近代中国画壇の重鎮として確固たる地位を得た王雪涛。凛とした印象を与える王雪涛の掛け軸は人気があります。状態やモチーフによりますが、もし肉筆の真作ならは数十万円~数百万の値が付く可能性があります。
その他の掛け軸について
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