渡辺 了慶(わたなべ りょうけい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.渡辺 了慶の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
渡辺了慶は西本願寺の復興において中心的役割を担った画家です。水墨を基調とした禅宗祖師図や山水人物図などが多くみられますが、金碧の源氏絵屏風なども描きました。『扶桑名公画譜』には「花鳥を能くす」とも記されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「渡辺 了慶」についての概要
渡辺了慶は桃山・江戸初期の画家です。狩野光信門下の高弟として存在感を示し、京都を中心に活躍しました。1606年には光信や狩野興以とともに高台寺障壁画を制作。1617年西本願寺焼失に際しては以後の装飾画復興に力を尽しました。西本願寺対面所白書院や東福寺普門院の障壁画を手がけています。
3.掛け軸作家「渡辺 了慶」の生い立ちや歴史
渡辺了慶は出羽国出身の人物とされています。名は了慶のほか、了桂、了敬、量慶など多数ありました。氏は渡辺ですが、のち狩野姓を許されたそうです。はじめ藩に仕えていましたが、京都に出て狩野光信に師事。狩野興以に次ぐ高弟の一人とまでになりました。晩年は平戸に住み,松浦藩の御用絵師をつとめたとも伝わっています。子の了之は興以の女婿でした。
4.渡辺 了慶の掛け軸作品の代表作一覧
- 西本願寺対面所白書院障壁画
- 東福寺普門院障壁画
- 禅宗祖師図屏風
- 源氏絵屏風
5.渡辺 了慶の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
渡辺了慶は鑑定が難しいとされる画家の一人です。真作を裏付ける古筆の極が付いていると、より査定額が高くなるでしょう。また作品のサイズや状態なども重要視されます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(古いお品となるため、古筆の極など鑑定書があればなお良い)
- 渡辺了慶の署名・落款があるか
- 希少な作品であるか
- どのような仕立てか
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.渡辺 了慶の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
渡辺了慶の作品は非常に希少です。ネットオークションなどになかなか出ませんが、過去に73,870円で落札された掛軸がございました。紙本水墨の小品ですが、大倉好斎の極折紙付、サイズは掛軸全体が134.5cm×64、画寸は39cm×50.5cm、状態は「表具少オレ 本紙少オレ・少傷ミ・少ヤケ」とされていました。
7.渡辺 了慶の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
渡辺了慶の作品は時代も古く、市場に出回る数も非常に少ないため、希少価値の高いものとなっております。もし渡辺了慶の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみることをお勧めいたします。
その他の掛け軸について
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