渡辺 省亭(わたなべ せいてい)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説
1.渡辺 省亭の作品を売りたいお客様へ
渡辺省亭は、明治から大正にかけて活躍した日本画家です。その作品は当時の来日外国人に好まれ、多くが海外に流出しました。現在は、メトロポリタン美術館、ボストン美術館、大英博物館などの多くの国外美術館・博物館に所蔵されています。
このページの目次
2.渡辺 省亭についての解説
渡辺省亭は、菊池容斎によりリアルで繊細な筆使いの日本の伝統的な技術を身につけます。その後、勤めていた会社からパリ万博に出張、作品を出品し高い評価を得ます。帰国後、洋風の質感表現を加えた、豊かな色彩の、新鮮、酒脱な作風を切り開きました。また一方で木版画、口絵、挿絵にもその才能を示しました。明治23年に発行された「美術世界」全25巻では、編集主任として尽力しています。
3.渡辺 省亭の歴史
渡辺省亭は嘉永4年江戸に生まれます。姓は吉川、名は義復、通称良助といいます。16歳の時に菊池容斎の門人となります。明治5年渡辺家の養子となり渡辺姓を継ぎます。明治8年から起立工商会社で輸出工芸の下絵図案を描く職を得ます。明治11年パリ万博に同社から出張、作品を出品し銅牌、明治16年アムステルダム万博で銀牌を受賞します。また、明治22年刊行の山田美沙の小説「胡蝶」の挿絵で評判を集めました。大正7年、享年68歳で死去しました。
4.渡辺 省亭の代表作
- 『四季花鳥図』(1891)
- 『雪中群鶏図』(1893)
- 『雪中牡丹に雀図』(1898)
- 『銀杏群鳩之図・月夜杉木莵之図』(1908)
5.渡辺 省亭の作品の買取査定ポイント
渡辺省亭の作品は、洋風表現を取り入れた色彩鮮やかな作風の花鳥画が多く、日本国内よりむしろ欧米で高い評価を得ています。渡辺省亭の買取査定ポイントは、真に本人の作品(真作)かが重要になります。また、多くの作品が海外に流出して、流通量は多くはありません。それゆえに良質で希少な作品が市場にでれば、高額な価格となる場合があります。
代表的な査定ポイント- 真作であること
- 作品の希少性
- 作品の状態(染み、汚れ、破れがない)
- 表装の状態(染み、汚れ)
- 箱の有無
6.渡辺 省亭の作品の取引相場価格
渡辺省亭の作品は、模写で3,000円~50,000円、真作では10,000円~150,000円で取引されています。サイズは軸先までの全体で縦180cm~200cm、幅30cm~50cmでした。また古美術商では200,000円~300,000円前後の販売価格となっていました。渡辺省亭の作品は2015年掲載の美術年鑑では12号につき4,000,000円の評価額となっていて年々評価が高まってきています。それゆえに、作品の状態、希少性によっては先に紹介した金額以上で取引されるでしょう。
7.渡辺 省亭の作品の買取についてのまとめ
渡辺省亭は、2018年に回顧展が開催され、都内各地の博物館や美術館で作品が公開されるなど再評価の機運が大いに高まってきました。それゆえに良質で希少な作品が市場に出れば、高額な金額で取引される可能性があるでしょう。
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