山川 永雅(やまかわ えいが)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.山川 永雅の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
山川永雅は、平敦盛や源頼朝など歴史人物画を得意としていた日本画家です。『大篳篥・月影を吹く平敦盛』では、『延慶本平家物語』を参考に篳篥「月影」を吹いている平敦盛の姿を描きました。日本の文化発展に貢献した功績が認められた山川永雅は、東京勧業博覧会で褒状を受けました。
このページの目次
2.掛け軸作家「山川 永雅」についての概要
山川永雅(1878年~1947年)は東京都出身、本名は峰次郎、印名は永雅などです。17歳で佐竹永湖(さたけえいこ)に画を学び、その後、小堀鞆音(こぼりともと)に師事しました。1998年には小堀鞆音門下や今村紫紅を中心に紫紅会(紅児会)を結成しました。また、日本絵画協会、日本美術院、巽会展などで活躍を示し、文展、帝展の審査委員も務めました。
3.掛け軸作家「山川 永雅」の生い立ちや歴史
大和絵風の風景や歴史人物画を得意としていた山川永雅は、佐竹永湖よりも小堀鞆音の影響を強く受けた画風を展開しました。戦後の1946年に第1回日展に出品しましたが、その翌年に亡くなりました。
4.山川 永雅の掛け軸作品の代表作一覧
- 勧耕作図
- 香炉峰の雪図
- かぐや姫
- 大篳篥・月影を吹く平敦盛
5.山川 永雅の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
山川永雅の作品の買取査定ポイントとして、真作がどうかという点が重要なポイントです。文展・帝展において複数回入選をするなど、実力派の画家であった山川永雅の作品は、人気があるだけに贋作が出回っている可能性があります。そのため、真作が証明できる鑑定書等があれば、高額査定になる可能性が高まります。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素になるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
- 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)
6.山川 永雅の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
山川永雅の作品は、残念ながらあまり市場に出回っていません。得意としていた歴史人物画であれば、経年による汚れ、箱の傷みなどがあっても買取は可能です。落款やサインから真作であることが証明できれば、思わぬ高値がつく可能性もあります。山川永雅の作品をお持ちでしたら、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.山川 永雅の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
東京勧業博覧会で褒状を受けるなど、日本画壇において知名度がある山川永雅。現在でも多くの支持者を持つ画家の一人です。市場需要が高いので、真作であることが証明できる、作品の保存状態が良いという条件が揃えば高額査定の見込みは高いでしょう。
その他の掛け軸について
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