山岡 鉄舟(やまおか てっしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.山岡 鉄舟の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

山岡鉄舟は、幕末から明治時代にかけて活躍した幕臣であり政治家で、「幕末の三舟」と呼ばれています。また、「無刀流剣術」の流祖でした。勝海舟の使者として、江戸城の無血開場を導いたことで有名です。儒学や剣だけでなく、書も学び、山岡鉄舟の作品には掛け軸などが多数残されています。歴史上の有名な人物であることから人気が高いです。

このページの目次

2.掛け軸作家「山岡 鉄舟」についての概要

山岡鉄舟は、勝海舟、高橋泥舟らとともに、幕末三舟と称され、幕末から明治にかけての政治に大きく貢献しました。剣・禅・書を極め、清新な生き方を貫いた山岡鉄舟の行き方は、「金もいらぬ、名誉もいらぬ、命もいらぬ人は始末に困るが、そのような人でなければ天下の偉業は成し遂げられない」と、西郷隆盛から賞賛されています。山岡鉄舟は人から頼まれれば断ることなく書を書いたようで、一説には生涯に100万枚は作品を残したともいわれています。山岡鉄舟の書は禅味を帯びた、剛毫による太い線が特徴です。

3.掛け軸作家「山岡 鉄舟」の生い立ちや歴史

山岡鉄舟は、1863年に小野朝右衛門高福の四男として生まれました。1850年に書を学び、「一楽斎」と号されました。1855年に槍の師である山岡家を継ぎ、千葉周作に剣を学んで、その後自ら「無刀流」を確立。春風館を開いて門弟を教えることとなりました。1856年には講武所剣術世話役となり、1862年、浪士隊の取締役に就任します。1863年に起こった戊辰戦争の際、勝海舟の使者として、西郷隆盛と会見し、江戸城の無血開城への道を開きました。1888年、胃がんのため53歳で死去。

4.山岡 鉄舟の掛け軸作品の代表作一覧

  • 骸骨画賛

5.山岡 鉄舟の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

山岡鉄舟は、歴史的に著名な人物で人気が高いことから、作品の査定額も高額になることが考えられます。署名や落款があるか、共箱や二重箱はあるかなどが査定のポイントとなるほか、保証書や真作証明書がある場合は査定額に関わるため、忘れずに一緒に査定に出すようにしましょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 山岡銕舟の真作であるか(鑑定書などがあると尚よい)
  • 付属品はあるか(共布・共箱・栞等が残っているか)
  • 保存状態はどの程度か
  • 作者の署名はあるか
  • 素材は何でできているか

6.山岡 鉄舟の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

山岡鉄舟の掛け軸は、オークションにも出品されており、6万円前後から13万円前後で取引されています。最高落札額は138,000円。縦136cm横31.5cmで軸装なしの書ですが、人気が高く120件もの入札がありました。また、「開運!なんでも鑑定団」にて、山岡鉄舟の掛け軸が登場した際、300,000円の査定となったことがあります。掛け軸などの骨董品は、作者が同じであっても価格は出来栄えや保存状態にも大きく左右されるため、相場を明確にすることは難しいですが、山岡鉄舟ほどの人物の作品であれば、数十万円から数百万円の査定額が期待できます。

7.山岡 鉄舟の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

山岡鉄舟は、書・禅・剣を極め、江戸の無血開城など、その時代に大きく貢献した人物です。人間性から周りの人物にも慕われ、その清新な生き方に心打たれる人が多かったのでしょう。また、鉄舟は書にも優れていたため人気が高く、高値がつけられることも珍しくありません。山岡鉄舟の作品をお持ちの方は是非一度ご相談ください。

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