亞 明(あ みん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.亞 明の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
亞明(1924年~2002年)は、人物画や山水画を得意とする中国現代絵画を代表する画家です。伝統を継承しながら山水画の写生と創造を追求し、中国画壇に新風を巻き起こした「新金陵画派」の中堅。中国国内のみならず、欧米や英国、アジア各地でも個展を開催し、幅広い活動で世界的に高い評価を得ました。巧みな筆遣いで描かれた作品はどれも貴重で、高額査定の対象です。
このページの目次
2.掛け軸作家「亞 明」についての概要
亞明は中国・安徽省合肥(あんきしょうごうひ)の出身の画家で、原姓は葉、名は家炳、号は敬植、後に亜明に改名しました、国家一級美術師である亞明の山水画の作風は、筆墨の大胆さが特徴。経験に裏打ちされた巧みな筆遣いが高い評価を受け、国内外で精力的に文化活動を展開しました。現在、アメリカのメトロポリタン美術館にも亞明の作品が2点収蔵されています。
3.掛け軸作家「亞 明」の生い立ちや歴史
亞明は、幼い頃から絵画を習っていたものの、当時は激動の時代であったために16歳の時に抗日部隊「新四軍」への参加を余儀なくされました。徽南美術専科学校を卒業後は、華東画報で副編集長、南京大学芸術研究センター教授などを歴任。弟子の育成のかたわら、自身も創作活動に精力的に取り組み、アジア・ヨーロッパ・アメリカ各地で個展を開催するなど中国国内だけでなく国外で幅広く活躍したことで知られています。
4.亞 明の掛け軸作品の代表作一覧
- 拉赫尔古城堡(1997年4月)
- 漫将一砚梨花雨
- 華山
- 三湘四水集
- 亜明画集
- 訪蘇画輯
5.亞 明の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
亞明の作品は人気が高いだけに昔から、工芸印刷、手彩色の木版画といった偽物も多いです。鑑定が非常に難しい作家ですが、日本の百貨店や画廊などで目録や証明書付きで購入された作品であれば価値が保証されています。まずは亞明本人の真作であるかどうかが大きなポイントです。また保存状態は良いか、制作された年代やタイトルがはっきり分かっているかなどの一般的な骨董品の査定基準ポイントもあてはまります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 亞明本人の作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名(銘)があるか
- 保存状態は良好か(欠けなどはないか)
- 軸や画の素材は何でできているか
- 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)
6.亞 明の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
人物画、山水画に優れている亞明ですが、筆墨が豪放な山水画は特に高い評価を得ています。亞明の掛け軸の相場は4万円~5万円前後です。多少のシミやシワなどがあっても買取に支障はありません。また箱があるなど保存状態が良いものであれば高価買取も可能です。
7.亞 明の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
中国現代絵画を代表する画家である亞明。2011年に中国国内のオークションにて、亞明の作品『群魚遊楽図』が2,765万元、日本円に換算すると約4億5千万円で落札されたことも。国内外で高く評されてきた彼の作品は今なお人気があるため、複製や模写でも高値がつく可能性があります。
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