柳 宗悦(やなぎ むねよし)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.柳 宗悦の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
柳宗悦は日本を代表する思想家であり、宗教哲学者にして美学者です。文芸雑誌「白樺」の創刊に参画するとともに、後述する「民藝運動」を起こしたことで知られ、後に日本民藝館が開設されるとその初代館長を務めます。「美とは何か」ということを問い続け旺盛な執筆活動を続け、1957年には文化功労者も受賞しているだけに、掛け軸などの買取にも高値の期待できる作家の一人です。このページの目次
2.掛け軸作家「柳 宗悦」についての概要
柳宗悦は日本を代表する思想家で民藝運動を起こしたことで知られ、美学者であり宗教哲学者でもあります。明治から大正にかけての頃、工芸界は華美な装飾を施した観賞用の作品が主流でしたが、柳らは無名の職人が作りだした生活に根差した日常の道具に、美術品にも負けない美しさがあるとし、それを「民藝」と名付け世に広めました。その生涯にわたって「美とは何か」ということを問い続け、1957年には文化功労者を受賞しています。3.掛け軸作家「柳 宗悦」の生い立ちや歴史
柳宗悦は1889年、東京麻布に生まれました。学習院高等科在学中に志賀直哉や武者小路実篤らと雑誌「白樺」の創刊に参加。その後東京帝国大学哲学科に進み卒業します。やがて無名の職人など民衆の手による工芸品を「民藝」と名付け、その価値を見直す運動「民藝運動」を起こし、その過程において李朝時代の朝鮮の民藝品の美しさにも惹かれ、1924年にはソウルに「朝鮮民族美術館」を設立します。その後も工芸美や民芸美を説き続け、東京駒場に日本民藝館が開設されると、初代館長を務めました。1957年には文化功労者を受賞。晩年は様々な病を発症し闘病を余儀なくされますが執筆活動を続け、1961年に日本民藝館で倒れ数日後に72歳で亡くなりました。4.柳 宗悦の掛け軸作品の代表作一覧
文芸誌「白樺」(1910年創刊に参加)「工藝の道」(1928年)
雑誌「工藝」(1931年創刊)
5.柳 宗悦の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
民藝運動の普及・発展に努めた柳宗悦ですが、自らの書も残しています。民藝運動に則り華美な修飾を削ぎ落としたその書は味わい深いものがあり根強い人気を誇ります。高値での買取には、宗悦の真作であることが一番の条件となりますが、他にも、印があるか、箱があるか、サイズはどれくらいかといったことも査定を大きく左右します。代表的な掛け軸作品の査定ポイント
- 柳宗悦の本物の作品であるか
- 印や箱はあるか
- サイズはどれくらいか
- 保存状態は悪くないか
6.柳 宗悦の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
柳宗悦の掛け軸などの作品はネットオークションなどでは真贋定かでないものでも、1,000円程度から数千円で取引されています。真作の保証を謳ったものであれば、全体の幅51.5㎝、全体の高さ119.3㎝、本紙幅33.7㎝、本紙高さ45.8㎝、本紙に極少のシミがあるものの合箱のある「三行書『如何ナルカ是レ茶陀羅尼』」が248,000円です。肉筆の紙本、掛け軸の一行書で、サイズは長さ148㎝、横50㎝、ややヒビ、スレ、シミなどのある作品が41,500円で取引されています。7.柳 宗悦の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
名工の手による華美な装飾を施した工芸品でなくとも、身近にある生活用品にも「民藝品」としての美しさがある、と説いた柳宗悦。日本や朝鮮、さらには台湾やアイヌの民藝品に注目し、その美しさを再発見した力量は今もなお高く評価されていることもあり、掛け軸を中心に高値での買取を十分期待できる作家といえるでしょう。その他の掛け軸について
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