横井 金谷(よこい きんこく)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.横井 金谷の作品を売りたいお客様へ

横井金谷は江戸後期の画家です。若い時から絵を独習した横井金谷は与謝蕪村に傾倒していたため「近江蕪村」とも称されました。近江蕪村と称された横井金谷の作品の高額買取の査定ポイントについてまとめてみましょう。

このページの目次

2.横井 金谷についての解説

江戸時代の日本画家である横井金谷は、京都に上り21歳で住職になります。その後山伏となり諸国を放浪し、独学で絵を学びます。横井金谷は特定の師についておらず、与謝蕪村に傾倒したため、近江蕪村と呼ばれることもありました。横井金谷自らの放浪旅の生涯を描いた「金谷上人御一代記」は非常に有名です。各地の霊山を歩き、比叡山麓の草庵にすみました。

3.横井 金谷の歴史

横井金谷は近江国下笠に生まれた浄土宗の僧です。天明8年に家事により自分の寺が被害を受けてから西日本を旅して、30代では名古屋に定住し、絵を張月樵に学びました。その後、大峰山修行に参加して、その後も霊山を歩き回りました。横井金谷は蕪村風、四条派、南画風など様々な風画を描きましたが、与謝蕪村に傾倒。各地の山岳を訪れた自分自身の体験を重ね合わせた、力強い山水画を得意としています。横井金谷は別名、金谷上人、金谷老人と呼ばれることもありました。

4.横井 金谷の代表作

  • 秋景山水
  • 金谷上人御一代記

5.横井 金谷の作品の買取査定ポイント

江戸時代後期の浄土宗の僧侶である横井金谷は絵仏師、文人画家としても有名です。横井金谷は紀楳亭とともに、与謝蕪村の画風に似ていることから「近江蕪村」と称されることもありました。力強い山水画を得意とした横井金谷の作品の買取査定ポイントと言えば、保存状態がよいかどうか?です。シミ、ヤケ、破れはないか?という点は重要になります。また共箱があるかなど付属品の有無でも買取額は大幅に変わるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 共箱の有無
  • 書箱の有無
  • 作品の状態(シミ、汚れ、破れ、焼けなどはないか)
  • 軸先の素材

6.横井 金谷の作品の取引相場価格

晩年にかけて蕪村風の絵を描くようになった横井金谷の作品は買取市場でも人気があります。横井金谷の作品は、ヤフーオークションなどネットオークションでも取り扱われることが多いです。ネットオークション上での買取相場をチェックしてみると5000~6000円前後で取引されることが多いでしょう。ただこの作品は模写ですので、本物の横井金谷の作品であれば、数万円以上の高額買取が期待できます。まずは専門の鑑定士に査定を依頼してみましょう。

7.横井 金谷の作品の買取についてのまとめ

僧侶でありながら、その画力の高さから絵仏師、文人画家としても活躍した横井金谷の作品は、力強い画風が人気があります。横井金谷の作品を高額買取してもらうためには付属品があるかどうか、保存状態はよいかどうか?がポイントになります。