与謝野 晶子(よさの あきこ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.与謝野 晶子の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

与謝野晶子は明治生まれの歌人で、多くのすぐれた作品を世に送りました。同時に明治という古い考えが色濃く残る時代に夫・鉄幹との不倫を大胆に綴った作品を世に問い大きな注目を集めました。歌人であると同時に作家、思想家でもあり、特に女性解放思想家として後進に大きな影響を与えた存在だけに、掛け軸などは高値での買取にも期待の持てる作家の一人です。

このページの目次

2.掛け軸作家「与謝野 晶子」についての概要

与謝野晶子は明治に生まれ、大正、昭和にかけて活躍した歌人であり、詩歌の世界だけでなく社会問題や教育問題にも関わった作家、思想家でもあります。夫も歌人である与謝野鉄幹。文芸誌「明星」を鉄幹が創立するとその誌上で活躍します。また日露戦争に出征した弟を思って詠んだ歌「君死にたまふことなかれ」などが有名です。

3.掛け軸作家「与謝野 晶子」の生い立ちや歴史

1878年、現在の大阪府堺市で生まれた与謝野晶子は、10代の頃から「源氏物語」などを読み古典に親しみます。20歳ごろから文芸誌などに和歌を投稿するようになり22歳で上京。鉄幹に師事するとともに不倫関係になり1901年、彼との関係を大胆に綴った「みだれ髪」を発表。世に賛否の渦を巻き起こします。その後も情熱的な歌集を次々と刊行。また詩歌だけでなく「源氏物語」の現代語訳など、その活動は終生注目を集め続けます。その一方で女性解放思想家としても世の注目を集める活躍をするなど様々な大きな功績を残し1942年、その生涯を閉じました。

4.与謝野 晶子の掛け軸作品の代表作一覧

みだれ髪(1901年)
新源氏物語(1938年)

5.与謝野 晶子の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

女流作家、文人として日本の近世を代表する一人であるため人気が高く、高値での買取も期待できます。また、広く知られた有名な作品も多いことが、高値を呼ぶ理由の一つともなっているようです。高値で取引される条件として、まず間違いなく与謝野晶子の作品であることはもちろんですが、保存の状態や箱があるかないか、さらに大きさなどによっても査定額は変わってきます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 与謝野晶子の真作に間違いないか
  • 傷や汚れはないか
  • 良い保存状態が保たれているか、箱はあるか
  • 大きさはどれくらいか

6.与謝野 晶子の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

与謝野晶子の作品はネットオークションなどでは真贋不確か、あるいは印刷されたものなどなら300円程度から数千円で取引されています。ただ、非常に知名度の高い人気作家だけに掛け軸などは真作の保証を謳ったものであれば、本紙サイズ138.5×34㎝、全体サイズ194×48㎝、紙本・墨筆・落款、合せ箱付きの書幅で「本紙・軸装ともに、状態は良好」との但し書きありの和歌を自筆した掛軸が51,001円です。鉄幹と晶子による「金婚賀歌合作」という肉筆物作品で、年代は大正~昭和初期頃、形状は1幅、サイズは本紙117cm×28cm、総丈205cm×39.5cm、状態は紙本極少オレ極少星シミ有、箱入のものが44,300円で取引された実績があります。

7.与謝野 晶子の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

明治、大正、昭和を通じ、日本を代表する女流作家であり続けた与謝野晶子。夫鉄幹との赤裸々な恋を綴った作品などで強いインパクトを与えたこともあり、今も高い人気を誇ります。
掛軸を中心に高値での買取が今後も期待できる作家の一人といえるため、与謝野晶子をお持ちの方は是非一度、査定に出されてみてはいかがでしょうか。

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