吉村 鳳柳(よしむら ほうりゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.吉村 鳳柳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
吉村鳳柳は明治期に活躍した日本画家です。写実的様式を展開した円山派の重鎮として知られています。動物画を能くした吉村鳳柳は、明治維新の影響を受けながら伝統的画法の発展に貢献し、日本画の近代化に大きな影響を与えました。
このページの目次
2.掛け軸作家「吉村 鳳柳」についての概要
吉村鳳柳(1874年〜没年不詳)は大阪生まれ、名は久吉です。1936年までは生存が確認されていますが、晩年の様子や逝去に関しては詳しいことはわかっていません。吉村鳳柳は森二鳳(もりじほう)の門に入り、特に森家伝来の長所たる動物画に長けていました。狸・虎・猿・鹿等はそのもっとも得意とするところであり、大阪画壇の中で動物画においては代表的な名匠として評価が高い人物です。
3.掛け軸作家「吉村 鳳柳」の生い立ちや歴史
円山四条派の絵師だけあって、吉村鳳柳の画風は精緻な写実性に優れています。吉村鳳柳の作品『雪中狸図』では身の回りにあるものを観察して描く写実の手法を生かして、狸のからだを覆う毛、ふさふさとした尻尾、他と比べて短い手足の毛が見事に描き分けられています。
4.吉村 鳳柳の掛け軸作品の代表作一覧
- 雪中狸図
5.吉村 鳳柳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
動物画の名手である吉村鳳柳の作品は、現実的な感性を基盤にした、繊細で非常に細かい描線が特徴です。人気があることの裏返しで、贋作も多く出回っています。そのため、真作であるかどうかが大きなポイントとなっています。鑑定書や証明書などがあれば、高額査定になる可能性があるでしょう。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
- 素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
6.吉村 鳳柳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
吉村鳳柳の作品はあまり市場に出回っていないため、希少価値も高く高値での取引が見込めます。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わるので、もし蔵や押し入れで眠らせたままの吉村鳳柳の作品があれば、一度査定に出されてみることをお勧めします。
7.吉村 鳳柳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
吉村鳳柳の作品は動物に焦点を当てた動物画というよりは滝や川の流れる渓谷の風景山水図に動物が溶け込んでいるような画法が特徴です。近代的な感覚をプラスしながら伝統的画法の発展を遂げた独特の画風は今でも高い評価を得ています。人気故に吉村鳳柳の掛け軸は贋作も多く出回っています。もし真作と鑑定されると数万~数十万円の値がつく可能性もあります。
その他の掛け軸について
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