吉村 周山(よしむら しゅうざん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.吉村 周山の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

吉村周山は江戸時代に活動した狩野派系の画家であり、多数の弟子を育成した事で知られ、江戸時代後期の大阪では周山による影響により狩野派系画家が大いに繁栄、有名な門弟として森周峰がいました。山水、人物画が得意であり、鶴の絵が多かったことでも知られています。

このページの目次

2.掛け軸作家「吉村 周山」についての概要

吉村周山は1750年出版の和漢名筆画英や、1767年出版した和漢名筆画宝において古今の名画を写した本を出版しており、法眼位を得ました。根付師としても有名であった周山は、1781年出版された装剣奇賞において冒頭で名前が挙がるほどの実力を誇っており、贋作が多く出回っても彼の作品には遠く及ばなかったといいます。

3.掛け軸作家「吉村 周山」の生い立ちや歴史

吉村周山は1700年大阪にて生誕、通称は周次郎、名は充興といい、島之内、油町2丁目に住んでいました。鶴澤派に属している牲川充信に指導を受け才能を伸ばし、近世大坂画壇初期を代表する大岡春トと並び称されました。1777年発行の難波丸綱目によると、当時大阪では大岡春ト派と吉村周山派が2大派閥として繁栄しており、その影響力の高さが伺い知れます。

4.吉村 周山の掛け軸作品の代表作一覧

  • 岳陽楼図(1768年)
  • 酔李白図(1769年)
  • 山水図屏風
  • 鶴図屏風
  • 四季耕作図屏風

5.吉村 周山の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

吉村周山の作品は人気が高いがゆえに高額査定が期待でき、査定ポイントとしては証明書や鑑定書で贋作でない事が証明されていることが重要です。また素材の質や種類についての知見があり、シミや汚れや欠けなどがなく品質が保っていれば更なる高額買取も期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作か贋作か(証明書や鑑定書の有無)
  • 作者の署名や落款は確認できるか
  • シミや汚れや欠けなどがなく適切に管理され品質は良好か
  • 素材の質、種類についての知見
  • 付属品の欠けはどうか(共箱、共布、栞などが揃っていれば査定額は上乗せできる)

6.吉村 周山の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

吉村周山の作品の取引相場価格ですが、国内のネットオークションにおいて『関羽像』が20,500円で落札されています。全体のサイズは158cm×42cm、本紙が94cm×32.5cmであり、状態の説明として、特、上、中、下の4段階評価で中、傷みやシミや折れがあると説明されています。

7.吉村 周山の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

吉村周山は自身も優れた画家であり、多くの門弟を育成した事で狩野派は大阪において大いに繁栄しました。吉村周山の作品は人気が高く、需要が大きいため高額査定の可能性が高く、作品を所有されている方は是非一度お問い合わせください。

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