吉田 茂(よしだ しげる)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.吉田 茂の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

吉田茂は1878年に生まれた政治家です。外交官、内閣書記官を経て外務大臣となり、1946年には内閣総理大臣に就任しました。在任中の1951年にサンフランシスコ平和条約、日米安全保障条約を結び、戦後の日米関係を決定づけた人物としても知られています。政治家としての功績は広く浸透していますが、多くの書簡や墨書も残しています。誰もが知る著名な政治家とあって、本人の直筆でダメージの少ないものには高値がつく可能性があります。

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2.掛け軸作家「吉田 茂」についての概要

戦後の日本をリードした総理大臣として、政治的手腕は高く評価されていますが、ユーモアと皮肉にあふれたエピソードも多くあり、人柄についてもしばしば注目されます。養母を通して儒学を学び、漢学の素養もあった吉田茂は「素准」という号で書も残しています。大胆で堂々とした筆致が特徴的な作品からは、大らかな人柄が伝わってきます。『吉田茂書翰』という書簡集も出版されています。

3.掛け軸作家「吉田 茂」の生い立ちや歴史

吉田茂は1878年、東京神田駿河台(現在の東京都千代田区)に生まれました。1901年学習院大学科に進学した頃、外交官を志すようになります。東京帝国大学法科大学に移り、卒業後外務省に入省、やがて外務次官、駐伊・駐英大使といった重要なポストを経験します。戦後は外務大臣に就任、1946年には内閣総理大臣に就任し、以降5度にわたり政権を担当しました。1951年にはサンフランシスコ会議では対日平和条約・日米安保条約に調印。1954年に、第5次吉田内閣は総辞職。引退後も政界での大きな影響力を持ち続けました。また皇學館大学総長、二松学舎大学舎長も務めました。1967年没。

4.吉田 茂の掛け軸作品の代表作一覧

回想十年 新潮社(1957年)
日本を決定した百年 日本経済新聞社(1967年)

5.吉田 茂の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

まず吉田茂の本人の書であることが一番のポイントであるため、証明書や鑑定書の有無は査定額に影響します。来歴(入手経路や過去の持ち主など)がはっきりしているかも査定のポイントとなります。保存状態が良好である場合や箱がある場合には、さらに査定額が高くなる可能性があるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 本人の作品か(鑑定書や証明書はあるか)
  • 保存状態は良好か(作品にダメージがないか)
  • サイン、落款印があるか
  • 作品の号数
  • 箱書きがあるかどうか

6.吉田 茂の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

一行書の掛け軸に35万円ほどの値がついたことがあります。サイズが134cm×33cm、作者の自著と落款印、箱書きもある作品でした。2014年、人気テレビ番組で鑑定された時には真作の掛け軸に80万円の高値がつきました。また色紙1枚でも本人直筆のものであれば15万円ほどの値段で販売されていることがあります。戦後の日本の基礎をつくった総理大臣としての知名度の高さもあり、入手したいと思う人が多くいます。いずれの場合も真作であることが条件ですが、掛け軸には数十万の値がつくことも想定できます。

7.吉田 茂の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本の戦後史を語る上では欠かせない存在の吉田茂。残された筆跡からも堂々とした存在感を感じ取ることができます。著名人であることから贋作が出回っていることも考えられますが、真作だと鑑定されると数十万の値がつくことも珍しくありません。さらに状態の良いものや、作品の画面や箱に落款印や署名がある場合には査定額が上がる可能性があります。

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