柚木 玉邨(ゆのき ぎょくそん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.柚木 玉邨の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

柚木玉邨は、1865年(慶應元年)に岡山県で生まれた文人画家です。儒学、漢詩、書を数多の師に学び、「詩、書、画」のいずれも評価されており、県下を代表する文人として活動しました。柚木玉邨の掛け軸は真作であれば数万円から取引きされており、高値が期待できます。

このページの目次

2.掛け軸作家「柚木 玉邨」についての概要

柚木玉邨は、40歳を過ぎたあたりから本格的に絵の道に専念し、独学により宋、元の古法を追求し、才能が花開きました。 「詩、書、画」のいずれも評価されており、流麗かつ風格のある作品は「最後の文人画家」と称されるに違わない作品を残しています。著書に『玉邨画話』、『瓊島仙館画存』などを著しています。

3.掛け軸作家「柚木 玉邨」の生い立ちや歴史

柚木玉邨は、1865年に備中玉島(現在の岡山県玉島市)で生まれました。松山藩の吟味役を務めた家柄で奉行格の待遇を受けていました。儒学を松田呑舟、信原藤陰らに学び、書を日下部鳴鶴に習いました。1890年(明治23年)に東京農林学校(現在の東京大学農学部)を卒業し、第八六国立銀行取締役や岡山県農業会の幹事兼技師として働きました。病気のため事業を退き、40歳を過ぎた頃から本格的に絵の道に進みます。20歳頃より中国人の胡鉄梅を師事して南画を学びますが、自らも中国を訪れ独学で宋、元の古法を学びました。

4.柚木 玉邨の掛け軸作品の代表作一覧

  • 玉邨画話
  • 瓊島仙館画存
  • 西来亭墨縁
  • 玉邨蘭竹

5.柚木 玉邨の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

掛け軸の買取は、鑑定が難しいため知識や情報がないと損をしてしまう可能性があります。柚木玉邨の作品も例外ではありません。柚木玉邨の作品であると証明できることや、傷やしみがない状態であればプラス査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 欠けなどがなく保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 柚木玉邨本人の作品かどうか(サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか)
  • 掛け軸の付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 素材の質、種類
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)

6.柚木 玉邨の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

柚木玉邨の掛け軸作品はネットオークションで、真贋不確かなものでも数千円程度から数万円で取引されています。真作を保証するものであれば、例えば、『長尾雨山 芳山懐古 紙本軸装 柚木玉邨 箱書き 書画』という作品では、表装サイズ縦約194.5cm×横約45cm、画寸縦約132cm×横約32.6cm、「紙本肉筆」、「真作保証」、作品状態は「軸にオレ、シミ、ヨゴレあり」、付属品として「柚木玉邨箱書きの木箱有り」とするものが、50,000円で落札されています。

7.柚木 玉邨の掛け軸作品の買取についてのまとめ

柚木玉邨は40歳を過ぎた頃より南画に専念し、宋、元の古法を極めるために研鑽を積みました。ネットオークションでも柚木玉邨の掛け軸作品は、真作であれば高値で取引きされているため、所有されている方は是非一度査定を検討されることをお勧めいたします。