于 右任(う ゆうじん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.于 右任の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
于右任は、清末から中華民国にかけて活躍した政治家・軍人・書家・文化人・教育家・ジャーナリストです。日本に留学中に革命家である孫文と出会い、帰国後は「神州日報」や「民立報」などで清朝批判を展開し辛亥革命を支えました。于右任は国民党右派の指導者として政治活動に励む一方で、多彩な才能を発揮し芸術家としてもその名を知られました。
このページの目次
2.掛け軸作家「于 右任」についての概要
清末・中華民国の政治家・書家として知られる于 右任。陝西省三原生。名は伯循(はくじゅん)、右任は字。日本留学中に孫文と会い、その後中国民主革命の先駆者として活躍しました。中華民国成立後は審計院院長・監察院院長を歴任し、民国38年国民政府と共に台湾に拠点を移しました。
3.掛け軸作家「于 右任」の生い立ちや歴史
于右任(1879年生)は、科挙に合格したものの、漢詩の内容が反体制との批判を受け当時の清朝政府を追われ日本に留学。孫文と共に政治家として活動する一方で、文化人としても書・漢詩などで優れた作品を多数残しました。草書に長け、「草聖」と呼ばれるほどの腕前。筆名は、神州旧主、騒心、大風、剥果、太平老人など多数あります。于 右任は「標準草書」の創設に苦心して取り組み、それまでおのおのが思い思いに崩してきた草書のスタイルを統一しようと、美しい崩し方を突き詰めるべく10回もの改訂を加えたことからも彼の草書への熱意がうかがえます。1964年台北で死去(享年86才)しました。
4.于 右任の掛け軸作品の代表作一覧
- 涇原故舊記(1912年)
- 變風集(1912年)
- 右任詩存(1926年)
- 于右任言行録(1931年)
- 標準草書(1937年)
- 標準草書范本千字文(1944年)
5.于 右任の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
政治家としてだけでなく、詩文にも才能を発揮し、文化人としての一面も持ち合わせていた于右任。彼の書・漢詩で表現されている美しい草書は価値が高く高額査定の可能性があります。保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 作者の署名・落款(らっかん)があるか
- シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
- 軸や画の素材の質、種類
- 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)
6.于 右任の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
于右任は書家として、北魏の碑文の収集、保護にはじまり、草書の書法と理論研究の成果として『標準草書』を出版しました。この書は、草書を学ぶ者に書法とその良さをわかりやすく説明し、今日に至るまで大きな影響を与えています。近代中国を代表する書家である于右任の作品は、5〜10万円程度で買取されていますが、作品の状態によってはそれ以上の値段が付くこともあります。
7.于 右任の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
美しい草書の普及に尽力し、草書の美しさと草書の標準化という仕事に半生をささげた、于右任。掛け軸のなかでも于右任の作品は特に人気があり、収集コレクターも多いです。ご自宅に于右任の作品がある場合はぜひ一度買取査定をされてみてはいかがでしょうか。
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