仏画(ぶつが)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

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1.仏画を売りたいお客様へ

仏画とは仏教的な主題をもった絵画全般を指します。日本で仏画は古くから広く親しまれており、仏画の掛け軸は買い手も多くなっています。日本人作家が手掛けた仏画作品をお持ちで、高値で売却をお考えなら以下の査定のポイントを参考にしてください。

このページの目次

2.仏画についての解説

仏画は、説話図や供養図など仏教的主題が扱われるのが特徴です。日本において仏画は板壁、扉、柱、天井に描かれた板絵のほか、絹本や紙本の掛幅画や巻子本(かんすぼん)で礼拝や教化のために用いられてきました。そのため釈迦仏関係の仏伝図や本生図などの仏教説話図が各地で描かれてきました。のちに浄土や地獄の様を描いた変相図、涅槃図、来迎図なども盛行しました。

3.仏画についての歴史

仏画の起源は、インドの仏教建造物の側壁、天井、龕(がん)、柱などを彩色の絵画や文様により荘厳(しょうごん)することに始まります。日本では仏教の伝来とともに仏画が発展し、日常礼拝のための本尊や特別の宗教行事に用いるための尊像を描いたものなどが数多く制作されました。さらに密教や浄土教などの教派の登場により、教派特有の内容を表した仏画も描かれるようになり、その種類は多種多様となっていきました。

4.仏画の主な種類

伝統的仏画は、内容的に尊像画、変相図、曼荼羅、六道絵、仏教説話画に大別されます。作家の知名度や市場需要に応じて取引相場価格が大きく変動します。それぞれの仏画掛け軸で相場が変わるので気になる方は下記をクリックしてみてください。

曼荼羅

曼荼羅は密教経典に基づき、主尊を中心に諸仏諸尊の集会する楼閣を示した図像です。起源はインドで、現在では密教が伝存するチベット、ネパール、日本で制作されています。

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阿弥陀三尊

阿弥陀三尊は阿弥陀如来を中尊とし、左脇侍の観音菩薩と右脇侍の勢至菩薩を配する三尊形式を指します。観音菩薩は阿弥陀の慈悲を、勢至菩薩は智慧を表す化身とされています。

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来迎図

来迎図は阿弥陀仏が諸菩薩を従えて、衆生を極楽浄土に迎えるため人間世界に下降する様子を描いたものです。浄土信仰が盛んになった平安中期から鎌倉時代に多く作られました。

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釈迦三尊

釈迦三尊とは釈迦如来像を真ん中に安置し、左右に両脇侍像を安置した仏像の安置形式のことです。両脇侍として安置される尊像は数種類あり、組み合わせや像容も様々です。

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達磨

達磨はインドから中国へ仏教を伝えた僧侶です。壁に向かい九年の座禅を行ったことで手足が腐ったという伝説があり、この達磨の坐禅姿が掛け軸に描かれるようになりました。

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寒山拾得

寒山拾得は中国蘇州にある臨済宗の寺、寒山寺に伝わる僧の寒山と拾得の伝承です。この二人は文殊菩薩、普賢菩薩の生まれ変わりとされ、仏画の画題によく用いられています。

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十牛図

十牛図は禅宗に基づき、悟りにいたる10の段階を10枚の図と詩で表したものです。真の自己を牛の姿で、真の自己を求める自己を牧人の姿で表し、修行の過程を描いています。

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絵伝

絵伝は社寺の縁起や高僧の伝記などを連続する絵と詞書きで示したものです。時宗を興した開祖一遍を描いた『一遍上人絵伝(東京国立博物館)』は国宝に指定されています。

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5.仏画作品の査定依頼をしたお客様の声

松本市にお住まいのS.W様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:長野県
  • お品物の種類:曼荼羅

S.W様が査定をした理由

母の遺品の曼荼羅の掛け軸を査定・買取して頂きました。買取していただくのは初めての上、美術品の価値について全くの無知で、不安もありながらのことでした。けれども、 御社のスタッフさんや鑑定士さんの対応は気持ちもよく、丁寧であり、支払いにつきましても確実になおかつ迅速でした。ホームページを見て印象が良かったので電話の上、伺いました。

S.W様が買取コネクトを利用した感想

先日仏画の掛け軸の買い取りでお世話になりました。1点1点かなり精密に見ていただき、気持ちよく手放すことができ安心しました。査定のポイントに関して細かい説明をしてくださったので、納得感があります。買取額もすべて感激いたしました。また機会がありましたらぜひ此方でお願いしたいと思います。この度は本当にありがとうございました。

ひたちなか市にお住まいのJ.T様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:茨城県
  • お品物の種類:釈迦三尊

J.T様が査定をした理由

30年ほど前に中国に旅行に行った際に購入した仏画の掛軸5点を査定、買取していただきました。夫婦で始めて行った海外旅行でしたので思い出深い品でしたが、引越しに際しやむを得ず整理することになりました。まずはメールで問い合わせをさせていただきましたが、私のような素人にきちんと対応いただき、安心してお任せすることができました。

J.T様が買取コネクトを利用した感想

購入した金額は詳しく覚えていませんが、旅行の記念にと当時かなりの額で購入しました。保存状態が良好とは言えないことから、値段がつくかなと心配しておりましたがすべて買取していただくことができました。元が取れるくらいのものもあり、妻も喜んでおります。また、混みあっていて少し待ちましたが丁寧な対応で女性の方が担当だったこともあり好印象でした。

高知市にお住まいのM.N様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:高知県
  • お品物の種類:達磨

M.N様が査定をした理由

実家に眠っていた掛軸数点を買い取っていただきました。蔵の奥に長い間そのまま放置していましたので、そもそも引き取っていただけるのか正直不安でした。御社の依頼の決め手となったのは、インターネットでの無料鑑定が利用できること、その際匿名でも大丈夫という点でした。メール送信後、翌日にはすぐに返信をいただきました。

M.N様が買取コネクトを利用した感想

査定後、贋作が混じっていることも判明しましたが、丁寧に真贋の見分け方をお教えいただき、さすがプロの方は違うなといった印象を受けました。そのほか、掛け軸の価値や作者の情報などいろいろと参考になるお話も伺えて良かったです。また今回、買取額においても当方の希望に沿うよう努力して下さり、大変感謝しております。

生駒市にお住まいのO.T様

  • 問い合わせ方法:メール
  • お問い合せ地域:奈良県
  • お品物の種類:阿弥陀三尊

O.T様が査定をした理由

父の形見として阿弥陀三尊の掛け軸を保管していましたが、家族は誰も興味が無く、手放すことに決めました。今回、インターネットで検索してコネクトさんにお願いすることにしました。母に相談してみたところ、これくらいの金額で買い取ってくれるのならということでしたので、その時点では買取していただくかは決めず、まずはメールにて査定のみを依頼しました。

O.T様が買取コネクトを利用した感想

事前のメールでの査定額よりも高額になって大満足です。メールでのやりとりでしたが、返信が早く、またとても丁寧で好感がもてました。売却した掛け軸の買取り価格を裏付ける説明をしていただき、納得できる取引ができました。またご縁があれば貴社を利用させていただきたくと思いますが、その時も宜しく御願い出来ればと思います。

仙台市にお住まいのO.H様

  • 問い合わせ方法:電話
  • お問い合せ地域:宮城県
  • お品物の種類:十牛図

O.H様が査定をした理由

私の息子が大学に春から大学に進学する予定です。進学資金として色々と資金の捻出を考えておりましたところ、インターネットで掛け軸の買取を行っている御社が目に入りました。私の家には昔から掛け軸がいくつかありましたが、管理に手がかかるので持て余していました。ホームページに査定の流れが詳しく載っていた御社に、早速に電話で相談させていただきました。

O.H様が買取コネクトを利用した感想

とても丁寧な説明や迅速な対応などホームページ上の情報通りで終始安心して取引が出来ました。正直なところ、果たしてお金になるものなのかという不安もありましたが、鑑定書があれば買取に問題は無いということでした。大切にしていたものを手放すのは忍びない思いがありましたが、新しい掛け軸好きの持ち主の元で大事にしてもらえればと思います。

6.仏画の買取査定ポイントのご案内

仏画の掛け軸の買取査定における重要なポイントは、人気のある作品かどうかという点が挙げられます。また、仏画の掛け軸では、保存状態の良し悪しが査定額に大きく影響します。有名作家が手がけた作品はそれだけで評価が高くなり買取額も高くなるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 掛け軸のサイズ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 購入時期や金額がわかっているか(証明書や鑑定書があれば尚良し)
  • 保存状態は良好か(破損や汚損の有無)
  • 作品保管用の箱など付属品が付いているか
  • 作家の署名・落款(らっかん)があるか

7.仏画を制作した代表的な作家の買取相場価格について

仏画は作家が著名な人気作家であればより高額な査定が期待できるでしょう。その価格帯は幅広く、さらに作品の出来栄え、画題や保存状態などによって数十万円のものから数千万円のものまで存在します。制作年の古い作品ほど保存が難しいことから希少価値が高くなり、高額査定の可能性が高まります。

村上 華岳 作 『観世音菩薩』

村上華岳は、大正から昭和期にかけて活躍した日本画家です。『観世音菩薩』という作品は、オークションにて6千万円で取引されました。サイズは62.7cm×32.5cm、紙本、彩色、軸装作品です。作品の左下に落款・印があり、付属品として村上佳子箱があります。村上華岳の掛け軸の中でも観音像はオークション事例の多いモチーフであり、活発に売買が行われ高値での取引が期待できます。人気作家であるため落札額は数百万円以上場合によっては数千万円単位が望めます。最高額は9千万円を超えていました。

安田 靫彦 作 『不動明王像』

安田靫彦の掛け軸『不動明王像』がオークションで取引された際には、450万円の価格で落札されました。この作品は147.8cm×53.8cm、紙本、水墨、金泥、作品左下に落款・印、付属品に共箱の軸装作品です。安田靫彦は優美な線描と典雅な色彩を特徴とする新古典主義的画境を開拓したことで知られ、1948年に文化勲章を受章しています。日本や中国の古代を題材にした歴史画を多数残していますが、そこから安田靫彦の古代史への深い造詣を伺うことができます。仏画も数点描いており、安田靫彦の真作の掛け軸作品であれば数百万円以上の買取も見込めるでしょう。

棟方 志功 作 『御救世觀音菩薩尊図』

棟方志功ははじめ洋画を独学しますが、のちに宗教的主題の多くの傑作を生み出しました。仏画に関してもかなりの数の作品を制作し、『御救世觀音菩薩尊図』という仏画の掛け軸は920万円で落札されています。この作品は昭和40年に制作されたもので、サイズが100.7cm×34.2cm、軸装、右下に印、左下に落款があり、付属品に共箱、鑑定登録書付です。このほかの掛け軸作品でも、数点に8千万円の値がつきました。人気絵師であることからコレクターも多く、棟方志功の真作作品は数百万円以上での高額取引が期待できます。

8.その他の仏画を制作した代表的な作家

仏画は掛け軸の主題として重宝されていたことから、人気作家は他にも数多く存在します。作者や作品の情報を知りたい、査定だけ依頼したいなど、お客様のご要望をまず一度「SATEeee掛け軸買取」にお聞かせください。

狩野 探幽

狩野探幽は江戸時代初期の狩野派の絵師です。狩野派400年の歴史の中でも類稀な才能を有し、独自の美の世界を確立しました。墨の濃淡の使い分け、画面地の余白の生かし方など、詩情豊かな画風が特徴です。江戸幕府の御用絵師として多くの障壁画の制作に携わったほか、掛け軸や絵巻物、歌仙絵でも傑出した作品を残しています。

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中村 不折

中村不折は明治から昭和期に活躍した日本の洋画家、書家です。フランスに留学し、躍動的で力強い写実主義を確立して油絵を多く描きました。夏目漱石『吾輩は猫である』の挿絵画家としても知られています。洋画家として成功したのち、書の古典から多くを学び、大胆で斬新な書風を展開して一大旋風を巻き起こしました。

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入江 波光

入江波光は明治から昭和期に活躍した日本画家です。母校の京都市立絵画専門学校で菊池契月の助手となり、ともに欧州を巡遊しました。晩年にあたる1939年以降は文部省からの要請で法隆寺金堂壁画の模写に従事しました。後進の育成に励むとともに、仏画及び水墨画に洗練された技法を示し、多数の佳作を残しています。

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石川 晴彦

石川晴彦は京都生まれの画家で、入江波光や村上華岳に師事しました。1924年、1926年に国画会展に連続入選。国画創作協会を中心に活躍し、同会解散後も元会員らによる「新樹社」の結成に参加しました。当初は美人画や肖像画を描きましたが、妻の病死を機に晩年は水墨の仏画を描き、これにより高い評価を受けました。

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祥啓

祥啓は室町時代に活躍した画僧、禅僧です。1478年に上洛し、芸阿弥のもとで水墨画を学び、山水画に才能を発揮しました。その後、御物の中国絵画を学習し、当時の新様式の正系を担う一人となりました。さらにこの新画風を関東画壇に伝え、指導的役割を果たした人物として知られています。遺作は20数点ほど伝わっています。

与謝 蕪村

与謝蕪村は江戸時代中期の日本の俳人、画家です。摂津国に生まれ、京都、讃岐など各地を遊歴し、画と俳句を修行しました。江戸俳諧の巨匠の一人として、写実的で絵画的な発句を得意としました。また、俳画の創始者でもあり、文人画でも大成した人物です。代表作に池大雅との合作『十便十宜図』があります。

与謝 蕪村の買取はこちら

9.仏画の買取についての情報まとめ

仏画の掛け軸は今でも需要がありますが、美術品買取市場に出回る作品数が多くありません。そのため市場価値の高いジャンルのひとつで、保存状態の良い仏画の掛け軸は高く評価され、高額で取引されています。自宅にある古い掛け軸に思いもよらない高額が付くという可能性もあるので、価値が不明な仏画の掛け軸をお持ちでしたら一度お問い合わせください。

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